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無駄吠え
あまりにも飼い主密着型になってしまうと、留守番の最中に寂しくてずっと吠え続けたり
遠吠えをしてしまう犬もいます。分離不安症と言われています。
これでは外出できない上に、近隣に多大な騒音をもたらせてしまう結果になります。
また、来訪者があった場合にもずっと吠え続ける犬もいます。
子犬でこのような状況になることはまれで、ある程度の年齢になるとこのような行動が
出てきますので、早いうちに無駄吠えをしないように教えてください。
留守番や来訪者など、知人に頼んで少しずつ同じ環境を作り、犬に教えていく方法も
あります。後になって吠え声で頭を抱えるよりは、早いうちに対処した方が良いでしょう。
 

飛びつき
子犬や若齢の犬は、遊びや喜びの表現として、人の顔に向かって嬉しさのあまりに
ピョンピョンと飛びついてしまう傾向にあります。
飼い主の顔に頭突きをしてしまい、人が顔面にケガする事もありますし、成犬になっても
この癖が抜けないと、雨の日などに犬の足跡のスタンプを洋服中につけられてしまう
事になります。
また、よその人にも思わず飛びついてしまい、クリーニング代を支払う事にもなりますし、子供や
お年寄りに飛びついてしまい、転倒により大ケガをさせてしまうことになりかねません。
飛び付きは子犬の頃にやめさせるようにしてください。
 

愛犬を車に乗せて出かけたい!そう、考える人は多いでしょう。
犬の中には車酔いする犬もたくさんいます。いきなり車に乗せて出かけると、車内で嘔吐
してしまい、せっかくの車を汚してしまう事になりますし、犬も車はイヤな場所と覚えてしまう
事もありますので、最初は動かない車に乗せる、エンジンだけかけてみる、少しの距離を走る・・
と、やり犬を車にならせてあげてください。
車内が汚れるのを防ぐ為に、車内に古いシーツやタオルを敷きます。真夏には車内の温度が
上昇しますので、短時間でも車内に犬を置かないように注意してください。
脱水症状になり、命の危険性もでます。

車になれて、車での外出が可能になった場合。
良く小型犬を運転席に乗せて、車を運転している人を見かけます。これは非常に危険
なので、絶対にやらないでください。何かの原因で、愛犬がハンドルに手足を巻き込んで
しまったり、アクセルやブレーキのある、足下に潜り込んでしまったり、ダッシュボードの上に
飛び乗ってしまったりと、運転手にとって事故の要因になってしまう事態になりかねません。
事故を起こしてからでは、手遅れですので愛犬は後部差席に乗せるようにしましょう。

また、窓をあけた車内から、愛犬が乗り出すように外を見ている光景も良く目にします。
急ブレーキや急ハンドル、また犬の突然の行動で、犬が車内に飛び出してしまうことも
ありますので、これも危険ですので絶対にやめてください。
スピードの出ている車内から外に顔をだし、顔に当たる風を満喫している犬もいますが、空中に
は何が飛んでるかわかりません。スピードの出ている車から当たる風の中には小さな異物もあり、
それが愛犬の目に刺さってしまう事もあります。
窓を開けるさいには、犬の顔が外にでないように注意してください。
 

ノーリード
残念ながら、日本では犬をノーリードで散歩させる場所はない状態です。
ドックランなど、犬専用の遊び場所では、ノーリードで遊ばせることもできます。
公園など禁止されている場所でのノーリードは、一般の人とのトラブルの原因にもなりますので、
リードをつけて散歩させましょう。自分にとって可愛い愛犬であっても犬嫌いの人にとっては、
恐ろしい動物にしか見えないので、そう言う人の気持ちもきちんと理解してあげてください。

自分の犬は大丈夫!噛まないし飛びつかないし、飼い主の傍は離れない、命令はちゃんと
聞く。自分の愛犬を過信することは禁物です。
ノーリードで散歩中に、道路の反対側に家族を発見した場合、仲良しの犬を発見した場合、
また愛犬が興奮してしまう要因があった場合、いきなり走り出してしまって車に跳ねられてしまう
事故が起きています。ノーリードでの散歩は格好良くも見えますが愛犬を不慮の事故から守る
意味を含めて、ノーリードでの散歩はしないようにしましょう。
 

異物飲み込み
犬は口に入る物は、ガリガリかじって遊ぶ習性があります。特に子犬や若齢の犬に多く見受け
られます。人間の小さな赤ちゃんが、なんでも口に入れてしまう状態に良く似ていると思えば
わかりやすいかと思います。
まさか!こんな物を・・・と、思う物を飲み込んでしまう事例が多く報告されているので注意が
必要です。
お父さんのネクタイ、家族の靴下や下着など、家族の匂いがついてる物を飲み込んでしまう事や、
ゴルフのピン・子供のおもちゃ・ボールペン・口紅・紐・お金・電池など、普通の家庭にある物の
中でも危険性は沢山潜んでいます。部屋を片づけ、犬の手の届かないところに保管するように
心がけてください。

ゴミ箱も要注意です。食べ物の匂いがするゴミ箱は、犬にとっては宝箱に思えてしまいます。
特に危険なのが、鶏の骨(折れると先が尖る)や、焼き鳥の串です。
人にとってゴミでも、犬にとってはご馳走となってしまいます。これらの物を飲み込むと食道や
胃に突き刺さり、大変なことになってしまいます。
異物飲み込みの際は、突き刺さりや巻き付き等により、取り出すには開腹手術が必要と
なってしまうので、細心の注意を払ってください。
 

タバコ・中毒
家族の中でタバコを吸う人がいる家庭では、タバコを机の上に放置したり、吸い殻の入った
灰皿を放置しないように注意してください。
犬は何にでも興味を示し、口に入れてしまう可能性があります。タバコにはニコチンやタールが
含まれていますし、食べてしまうと危険です。
また、ライターなどもガリガリかじって遊びます。100円ライターを丸飲み込みしてしまう事もあり
ますので、絶対に犬の手が届く場所に放置しないでください。

晩酌をするお宅で、愛犬にもお酒を少々・・・これはアルコール中毒を起こしてしまうので、
絶対に止めてください。最近、アルコール中毒で担ぎ込まれる犬が増えています。
チョコレートも中毒症状を引き起こしますので、与えないように、盗み食いされないように注意を
してください。
 

植物
観葉植物で、遊んでかじってしまう犬がいますが、毒性の物も多いので注意が必要です。
紫陽花、アイリス、ニチニチソウ、月桂樹、ツタ類、キングサリー、クリスマスローズ、朝顔、
ホウズキ、カランコエ、キンポウゲ、ゴムの木、シクラメン、スズラン、ヒヤシンス、ヒイラギ、
ベンジャミン、ポインセチア、キョウチクトウ、アスパラガス、水仙、南天ややポトスなどサトイモ科の
植物の根っこやキノコ類など、犬には有毒な植物がいくつも存在します。
重傷になると痙攣や吐き気、急性衰弱などを起こしかねないので、犬の手が届く室内には、
観葉植物を置かないようにしてください。
植物本体を口にしなくとも、化学肥料などを口にしてしま事があるので、注意が必要です。
埋まっている球根を掘り起こし食べてしまい、その毒性から命を落とす犬が何匹もいます。
 

電化製品
電化製品のコードにじゃれつき、かじってしまうと、感電してしまいます。
特にオーディオ製品、パソコンなどコードが無数ある場所は、綺麗に束ねて犬の手が届かない
ようにしてください。扇風機やゲーム機器、電話線、スタンド、などのコードも噛んでしまう事が
あるので注意が必要です。
ホームセンターなどで、コードカバー(安価)を購入してカバーするか、切り売りのホースを縦に
裂き、それをカバー代わりにするのも良いでしょう。
カバーをしたからと言って、安心してはいけません。子犬であっても、アゴの力はあるので夢中に
なって噛んでいると非常に危険ですので、噛まれないように工夫して配線をしてください。