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犬について
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雄犬
子犬の時に、オス・メスの差はほとんどありません。
成長すると、雄犬の方が雌犬よりも体が大きくなります。
性成熟すると、雄犬は片足をあげて、あちこちにマーキングをして歩くようになります。
オシッコの匂いもメスよりは匂います。
去勢手術を受けない成熟した雄犬の場合、1年中発情期となります。
これは、発情している雌犬がいれば、いつでも準備OKと言う意味です。
メスのオシッコを発見すると、なめ回してしまい散歩で発情した雌犬に出会うと、興奮して
コントロールができなくなる事もあります。
人間の腕や腰を使ってマウント行動(交尾体勢)を、多く取るのもオスです。
雌犬と比較すると、雄犬には甘えん坊さんが多いようで、陽気な性格です。
覚えた躾を、わかっているのに時々さぼる事もあります。
他の同性の犬とケンカをしやすいのも、雄犬の方に多く見られます。
 

雌犬
子犬の時に、オス・メスの差はほとんどありません。
成長すると、雌犬の方が雄犬より小振りになります。
性成熟すると、雌犬には独特の発情が定期的にやってきます。
外陰部が腫れ上がり、出血があります。発情は3段階に分かれていて、腫れた外陰部が
元にもどるまで20日間ほどかかり、年に2回発情が来ます。この間に外で雄犬に出会うと、
しつこくお尻に顔を突っ込まれる事になります。
発情中の雌犬も、人間の手足にマウント行動(交尾体勢)を取ることがあります。
何度も発情を繰り返し、出産の予定がない場合、子宮蓄膿症など雌犬特有の病気に
なることもあります。また、雌犬は発情後に偽妊娠の傾向が見られる個体も多く見受けます。
お乳が張り、おもちゃを大事に抱え込む姿が見られ、中には守ろうと攻撃的になってしまう犬も
います。避妊手術を受けさせれば、発情はこなくなります。
比較的性格が穏和で、躾の入りやすいのは雌犬の方です。