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犬の排泄
犬は群を作る習性のある動物なので、自分の所在を明らかにするという意味を含めて、
マーキングをします。
子犬の頃には、雄雌共にしゃがんだスタイルで排尿をしますが、雄犬は性成熟すると、
片足を高く上げてマーキングをするようになります。
犬の尿には犬同士が情報交換をするのに役立っています。
他犬の尿の匂いには、性別・年齢・強いか弱いか・いつ頃ここを通過したか・健康か病気か等の
情報が組み込まれた名刺のようなもので、犬がその尿の匂いを嗅ぐことで、色々な情報を得て
いると言われています。
 

トイレの躾
子犬は通常、排便排尿をもよおすと躾が入っていない場合、部屋中どこにでも平気な顔を
して排泄してしまいます。
これでは生活を共にしている飼い主は、たまったものではありません。
子犬の頃に、きちんと排泄の躾をしなくてはなりません。
室内飼いの場合、特に雄犬は室内での排尿の癖をつけてしまうと、成犬になった時に高々と
片足をあげ、ジャーっとやりかねないので、室内での排泄の習慣は、あまりお勧めできません。
また、大型犬の場合も成犬になると、出る量も半端ではないので、お勧めできません。

子犬は寝て起きると、ソワソワし始め床の匂いをクンクンと嗅ぎ始めます。
これが排泄のシグナルですので、それを見逃さないようにし、即座に排泄場所に連れて行きます。
失敗した場合には、犬の排泄の匂いを残さないように綺麗に掃除してください。
上手にできた場合は、オーバーに誉めてあげましょう。
犬は誉められることで、リーダーである飼い主が喜んでくれた!と思い徐々に躾が入って行くように
なります。犬の躾には根気が必要ですが、長短はあるものの必ず覚えてくれますので投げ出さずに
頑張って教えてあげてください。
 

躾の仕方
体罰を与えることは決して良いことではありませんが、ダメ!と言う強い口調でお尻をポンと
軽く叩く程度であれば、効果を得ることができます。
決して感情的になって殴ったり蹴ったりしないでください。

「あら、ダメよ〜」と言うような口調で躾るのではなく「ダメ!」「いけない!」など短くハッキリした
口調で教えましょう。家族それぞれが違った口調ではなく、統一した言葉を使ってください。
そうでないと犬の方が混乱してしまいます。
また、ある日は良くてある日はダメ!これでは、やはり犬が混乱してしまうのでダメな物はダメ、
良い物は良いときちんと決めて教えてください。
犬の躾には根気と忍耐が必要です。諦めないで繰り返し教えてあげてください。

遊ぶときの注意ですが、引っ張りっこ等の時も必ず最後に飼い主が勝つようにしてください。
犬がおもちゃをくわえて離さず、取ろうとすると唸る犬がいますが、これは飼い主をリーダーと
思ってない犬の行動です。
くわえて離さない場合には、引っ張らずにおもちゃを手で持ち「出せ!」と強い口調で言って
ください。離した場合には誉めてあげてください。
犬は自分で自分の位置づけをしますので、必ず飼い主が犬のリーダーになる位置に居座る
ようにしてください。犬の方がリーダーになってしまうと飼い主の言うことを聞かない上に、噛み
ついたり唸ったり反抗してきます。
遊ぶ時も、常に飼い主が上位になるような形で遊んであげてください。

飼い主と同じベットで犬を寝かせたりする人もいますが、飼い主と犬の位置関係が自分と
同等だ!と思いこむ犬もいますので、できれば犬は自分のベットか床、もしくはケージで寝かせる
のが良いでしょう。

血統症の有無は関係ありません。犬は犬ですから。生まれつきバカな犬もいません。
飼い主の教え方が悪いと、言うことを聞かない犬となってしまうので、犬は飼い主次第で
良い犬にも悪い犬にもなります。