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症状
目と口
便と尿 皮膚病・アレルギー 寄生虫 フィラリア 事故・誤飲 中毒 熱中症・熱射病
犬猫も目の病にかかります。結膜炎、角膜炎、白内障などが代表的です。
ややお顔が潰れ気味の子、目が大きく出っ張った感じの子、目の周囲の毛が
やや眺めの子は、どうしても眼球に刺激を受けやすいので、涙目になってしまう
場合が多いので、そこから細菌感染しないように、コットンで目の周囲を綺麗に
拭いて清潔にしてあげて下さい。
なんらかの理由で結膜炎を起こした場合、白目の部分が真っ赤に充血し痒がり
ます。目を洗浄したりせず、急いで獣医師に診せてください。
場合によっては人にも結膜炎が感染することがあります。

犬を車に乗せるとき、窓などから犬が顔を出したまま走行している光景を時々
見かけますが、空中にある小さな異物が目に刺さってしまう事がありますので、窓
から顔を出させての走行は危険ですので止めて下さい。
また、秋口など草木の種がとれる季節は、お散歩から帰ったら目のチェックをして
あげてください。小さな種が目の中に入っていても、犬は平気な顔をしています。
瞼の下を引いて、異物が入ってないか見てあげて下さい。 
  

人と違って自分で歯磨きをしてくれない犬猫達。歯の形が違っていても、彼らも歯肉炎や
歯周炎などの「歯周病」にかかります。
歯垢がたくさんつくと、唾液中の石灰分を吸収して歯石になります。
特に犬の唾液は人の唾液よりアルカリ度が高いので、歯石がつきやすいのです。

歯肉炎は、歯の周囲にある歯肉(人でよく言う歯茎の部分)が炎症をおこした症状。
歯周炎は、歯肉炎が進み歯根膜、歯槽骨にまで炎症がおよんでしまった症状。
犬猫の口が臭うな〜と思ったら、このどちらかの症状を起こしている可能性があります。
生まれつき歯の噛み合わせが悪かったり、乳歯がいつまでの残っていて永久歯を押して
しまうような場合も隙間に炎症を起こしてしまうので、獣医師に相談して下さい。

犬猫の歯磨きは、そうそう簡単なことではありませんが、出来れば小さい頃から歯磨きの
習慣を付けて、歯垢がつかないように心がけましょう。
湿らせたガーゼで歯を拭いてあげるだけでも、何もしないよりは効果があります。