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飼育上の注意
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脱走
スルリとすり抜けるのが得意なすばしっこい猫は、ちょっと開けたドアから素早く脱走する
こともあります。ドアの開閉の際には注意してください。
普段、おっとりしている猫でも、ビックリするようなスピードで出て行くこともあるので、油断は
しないでください。
また、網戸なども手先が器用な猫は簡単にあけてしまいます。ホームセンターなどで簡易式
網戸ストッパー(安価)を購入して、つけておけば安心です。
 

落下
いくら猫が高い場所からの落下に適応できる動物と言っても、限度があります。
高い場所からの落下で、背骨・足・腰・顎の骨折の他、命を落とすこともあります。
特にマンションで飼育している人は、ベランダに猫が出ないように注意しましょう。
戸建ての住宅でも2階や屋根からの落下で、大けがをする事もあるので注意が必要です。
 

異物飲み込み
猫は紐やヒラヒラした物に夢中になる動物です。楽しそうに遊んでいても危険が潜んで
いるので注意してください。首に巻き付いて宙づりになったり、猫のザラザラした舌に
引っかかり飲み込んでしまう事があります。飲み込まれた紐類は、レントゲンにも写らない
事が多く、開腹手術をして取り出す結果になってしまいます。
また、輪ゴムやホッチキスの芯・ボタン・小さい電池・クリップも危険ですので、注意してください。
 

台所用品
ジャンプ力のある猫は、台所にもヒラリと飛び乗ります。
火を使っている時に上り、シッポや被毛に引火してしまう事もありますので、乗せないように
してください。また包丁などの刃物を遊んで落とすこともあるので、放置はしないで下さい。
台所に置いてある洗剤や、漂白剤などを舐めて泡を吹くこともあります。栓はきちんとしめ
猫の手の届かない場所に片づけてください。
 

観葉植物
観葉植物を、かじって遊んでる猫が良くいますが、毒性の物も多いので注意が必要です。
紫陽花、アイリス、ニチニチソウ、月桂樹、ツタ類、キングサリー、クリスマスローズ、
朝顔、ホウズキ、カランコエ、キンポウゲ、ゴムの木、シクラメン、スズラン、ヒヤシンス、
ヒイラギ、ベンジャミン、ポインセチア、キョウチクトウ、アスパラガス、水仙、
南天ややポトスなどサトイモ科の植物の根っこやキノコ類など、猫には有毒な植物が
いくつも存在します。重傷になると痙攣や吐き気、急性衰弱などを起こしかねないので
猫の手が届く室内には、観葉植物を置かないようにしてください。
また、植物本体を口にしなくとも、化学肥料などを口にしてしま事があるので、注意が
必要です。
 

置物
部屋のインテリアとして、置物を置いたりしている家庭も多いでしょう。
猫にとっては置物も遊び道具の1つになってしまいます。落とされて壊れる物や、大事な物は
できるだけ片づけるようにしましょう。指輪や鍵や印鑑をちょっと置いただけで猫がおもちゃ
として遊んでしまい、紛失する事もあります。電気スタンドなどは倒される心配もあるので
注意してください。
水槽を設置している家庭では、猫が上に乗った重みで蓋が割れる事もあります。

 

コード類

電化製品のコードにじゃれつき、かじってしまうと、感電してしまいます。
特にオーディオ製品、パソコンなどコードが無数ある場所は、綺麗に束ねて猫の手が
届かないようにしてください。扇風機やゲーム機器、電話線、スタンド、などのコードも
噛んでしまう事があるので注意が必要です。
ホームセンターなどで、コードカバー(安価)を購入してカバーするか、切り売りのホースを
縦に裂き、それをカバー代わりにするのも良いでしょう。
パソコン関係の細いコードには、スパイラルチューブという物が市販されていますので、それを
かぶせると良いと思います。
 

浴室
寒い季節になると、暖を求めて猫が浴室に一緒についてくる事があります。
本来濡れるのが嫌いな猫でも、浴槽の蓋の上は暖かいので喜んでしまいます。
猫の重みに蓋が耐えられない場合や、飼い主がちょっと目を離したすきに、浴槽の中に
落下してしまう事故が起きます。人間には大丈夫な湯温でも、猫の皮膚がやけどして
しまう事もありますし、気づくのが遅れ溺れてしまう事があるので注意してください。