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猫について
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猫のお手入れ

お手入れ
猫は基本的にきれい好きな動物なので、異様に匂ったり汚れたりすることはない動物です。
セルフグルーミングと言って、絶えず自分で被毛を綺麗にしています。
換毛期には、驚くほどの抜け毛がありますので、セルフグルーミングで大量の毛を飲み込んで
しまい、それが自然排泄されず胃袋に溜まってしまうと、毛球症となってしまうので注意が
必要です。
普段からのお手入れで、異常を早期発見できる利点もありますし、コミュニケーションを
はかる為にも、お手入れをしてあげましょう。
長毛種では、毛玉ができて引っ張られて痛みを伴うために、こまめなお手入れを心がけましょう。
できてしまった無数の毛玉を、ほぐす作業は大変です。
せっかくのゴージャスな被毛を、虎刈りにしなくてはならないのでは、もったいないです。

コームまたはブラシでお手入れしますが、猫を無理に押さえつけてのお手入れは禁物です。
イヤな事をされた!と学習してしまうので、最初は猫が寝てる時にこっそりとやってみます。
徐々に慣らせば、コームやブラシを見せただけで、やってやって〜と寄ってくるようになります。
ラバーブラシなどは、被毛を無理に引っ張って切ってしまうので、あまりお勧めはしません。
 

シャンプー
猫は本来、水に濡れるのを嫌う動物です。中には水好きの猫もいますが、猫は少し水に
濡れただけで、ニャーニャーと派手に騒ぎます。
シャンプーはさほど必要とする動物ではありませんが、成猫になってからいきなりシャンプーしても、
暴れて引っかかれるだけですので、若齢の頃に驚かさないように徐々にならす方法が良いでしょう。
シャンプーやリンスが残らないように、丁寧にすすいであげてください。
特に真冬は、濡れた被毛により体温を奪われてしまうので、何枚もタオルを使って水分を
しかり取り除きます。ゴシゴシふき取るのではなく、タオルに包み込むように抱っこしているだけでも、
水分の除去はできます。
ドライヤーをかけさせてくれるのであれば、弱い熱風でコームを使って、根本の毛を逆立てる
ようにしながら、根本から乾かします。表面が乾いていても、根本が濡れたままでは、風邪を
引かせる結果になるので注意してください。
ドライヤーを利用する時は、猫の顔に直接風を当てないようにする事と、火傷に注意してください。
湯温度は、38度ぐらいにしてあげます。人が快適だと思う温度は、猫にとって熱すぎる場合が
あるので注意してください。
また、頻繁に洗う必要はありません。あまり頻繁に洗ってしまうと、被毛の脂を一緒に奪って
しまう事になるので、洗いすぎには注意するようにしましょう。