猫は基本的にきれい好きな動物なので、異様に匂ったり汚れたりすることはない動物です。
セルフグルーミングと言って、絶えず自分で被毛を綺麗にしています。
換毛期には、驚くほどの抜け毛がありますので、セルフグルーミングで大量の毛を飲み込んで
しまい、それが自然排泄されず胃袋に溜まってしまうと、毛球症となってしまうので注意が
必要です。
普段からのお手入れで、異常を早期発見できる利点もありますし、コミュニケーションを
はかる為にも、お手入れをしてあげましょう。
長毛種では、毛玉ができて引っ張られて痛みを伴うために、こまめなお手入れを心がけましょう。
できてしまった無数の毛玉を、ほぐす作業は大変です。
せっかくのゴージャスな被毛を、虎刈りにしなくてはならないのでは、もったいないです。
コームまたはブラシでお手入れしますが、猫を無理に押さえつけてのお手入れは禁物です。
イヤな事をされた!と学習してしまうので、最初は猫が寝てる時にこっそりとやってみます。
徐々に慣らせば、コームやブラシを見せただけで、やってやって〜と寄ってくるようになります。
ラバーブラシなどは、被毛を無理に引っ張って切ってしまうので、あまりお勧めはしません。