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仔猫がやってきた!
子猫が来ると、あまりのかわいさについつい触って抱っこしてみたくなります。
ですが、親兄弟から離れて不安になっている子猫は、大きなストレスを抱える事に
なりかねないので、静かに見守ってあげましょう。
最初の1週間で性格が大きく変わってしまう事もあるので、注意して下さい。
小さなお子さんのいるお宅では、子供達が無闇に騒がないように教えてあげてください。
猫は自分から落ち着ける場所を探すことができます。見つけた座布団の上で丸く
なったりもします。お気に入りの場所を見つけるまで、静かにしてあげましょう。

子猫が来る前に、トイレや寝床、食器、エサなどの準備をしておく事をお勧めします。
また、小さくてもジャンプ力のある猫は、子猫であろうと思わぬ場所に飛び乗ります。
綺麗な置物や植物を落とされる事もあるので、配置には注意をしてください。
子猫は1日に数回に分けてエサを与えます。残したら片づけてください。
またいつも新鮮な水が飲めるようにしておいてください。

子猫がすっかり慣れたら、人間が敵ではないことを教える為にも、沢山遊んであげてください。
長時間遊ぶ必要はありません、その前に猫の方が疲れて寝てしまうからです。
1日に数回、思いっきり遊んであげましょう。1回10分程度で良いです。
 

躾の仕方
触られては困る物は、片づけるようにします。良く食卓の上に登らせることを容認している
家庭を見かけますが、家族だけの時はそれで良くても、来客が来たときにも普段と同じように、
平気で食卓に上ってしまいます。
猫には来客や家族だけの区別はつかないので、衛生面を考えても食卓の上に乗せることは
やめさせるようにしましょう。普段から食卓に飛び乗ったら「ダメ!」と強い口調で言い、猫を
降ろします。今日はいいか・・と、言うのもダメです。
ダメな物はダメなので、きっちり教えましょう。
猫は犬と違って、ズルをします。つまり、飼い主が見てなかったらいいや!と言う考えを持って
いますので、根気と忍耐で頑張ってください。
猫に犬のような躾を入れ込むことは、無理難題を押しつけるのと同じなので、猫がイタズラを
して困るときは、叱ったり躾たりするよりも、人間が改善をした方が上手くいく場合が多いです。
 

屋外飼育と屋内飼育
良く猫を外に出して運動させてあげないと、可哀想だと言う人がいます。
猫は本来、縄張りをパトロールするだけで、屋外では走り回ったりの運動をさほど必要と
していません。
屋内でも上下運動ができれば、問題なく飼育できます。猫は瞬発力のある動物なので、
10分も激しく暴れるとヘトヘトになってしまいます。
犬のように持久力はないので、屋内だけでも飼育が可能なわけです。
また、屋外飼育ですと、伝染病や寄生虫の感染、交通事故、心ない人からの虐待、
よそ様での迷惑行動などがありますので、屋内飼育を心がけましょう。

子猫の頃に外に出すと、屋内飼育が難しくなりますので、最初から出さないようにします。
安全な場所が確保できれば、猫は自由に屋内でのんびり生活をします。
また、猫は家につく動物だ、と言う考え方が昔からありますが、それは半野良猫生活を
していた時代の話しで、エサが貰える場所として猫が認識しているからです。
屋内飼育の場合、猫はしっかり人間になつきます。
 

先住猫がいる場合
先住猫がいる場合、新しい猫を連れてくると群を作る習性のない猫は、かなりの
ストレスを抱える事もあります。
特に注意が必要なのは、成猫のいる家庭に成猫を新しく迎える場合です。
顔を合わせた途端に、大喧嘩になり一生そりの合わない関係になりかねないので
顔合わせの時には、細心の注意を払ってください。。
相手が子猫の場合でも、先住猫は自分の縄張りに入り込んだ侵入者として見るので
フーシャー言って威嚇します。先住猫が若い年齢であれば、受け入れもさほど
難しくありませんが、高齢の先住猫や、気難しい性格の猫ですと、かなりの時間を
要することもあります。子猫同士であれば、すぐに仲良しになり遊び始めます。

先住猫がいる家庭に子猫を迎える場合は、子猫が自宅に来たらすぐ部屋に出さず
キャリーバックに入れたままにします。
先住猫が様子を見に行くと、第一声はフシャー!でしょう。うなり声をあげる場合も
ありますが、そのまま様子を見ます。子猫が可愛いので、ついついかまいがちに
なりますが、先住猫の嫉妬をあおるだけなので、先住猫の前で子猫を可愛がることは
しないようにしましょう。何があっても先住猫が1番と言う態度をとります。
徐々に慣らしていけば、先住猫も受け入れるでしょう。およそ1週間をめどにして
おいてください。