turky-bottun


                                            旅 行 経 路

turkey-map  (イスタンブール)ー(アンカラ)−(カッパドキア)ー
(コンヤ)ー(パムッカレ)−(エフェソス)ー
(イズミール)−(ベルガマ)−(トロイ)−
(イスタンブール)
 


旅行時期:1999年4月初旬

1日目:トルコ建国の父ケマル・アタチュルクの霊廟アタチュルク廟、ヒッタイト時代のコレクションで有名なアナトリア考古学博物館など首都アンカラ市内見学。
2日目:広大な塩湖チュズ湖を通り奇岩・奇景のカッパドキアへ。多数の洞窟教会があるギョレメ野外博物館とギョレメ谷にある現地人の洞窟住居を訪問。
3日目:ヒッタイト時代からの岩山の城塞ウチヒサール、鳩の谷(奇岩に鳩の巣の穴が沢山ありここに溜まった糞を肥料として利用していることからこの名がある。)、トルコ絨毯工場、カイクマルの地下都市(ヒッタイト人が造ったと言われ、その後イスラム教徒の迫害を逃れるためキリスト教徒が隠れ住んだと言われる地下8階まである膨大な地下都市)を見学。
4日目:駱駝の格好をした岩のある駱駝の谷、キノコ状の奇岩が林立するゼルベの谷、アヴァノスのトルコ焼き窯元を見学後カッパドキアからセルジュク・トルコ時代の首都コンヤへ。コンヤではセルジュク時代の神学校と踊る宗教メブラーナ教の博物館を見学。
5日目:温泉地パムッカレで広大な石灰棚とローマ時代の古代都市ヒエラポリスの遺跡を見学。
6日目:ギリシャ時代の都市マグネシアの遺跡、エーゲ海沿岸最大のギリシャ・ローマ時代の都市エフェソスの遺跡、エフェソス博物館を見学、聖母マリアが余生を送ったと言われる聖母マリアの家を訪ねてからイズミールへ。
7日目:イズミールを出発し、ベルガマでベルガモン王国の遺跡アクロポリスとアスクレピオンを訪ねた後、トロイの木馬で知られたトロイ遺跡を見学。
8日目:ダーダネルス海峡をフェリーで渡り、第一次大戦の激戦地ガリポリを経由してイスタンブール到着。ドルマバフチェ宮殿を見学してからボスポラス海峡クルーズを楽しむ。
9日目:ブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿など市内観光。
10日目:地下宮殿(地下貯水場)、グランド・バザール見学後、ホテル「ペラ・パラス」(オリエント急行華やかな頃の乗客に良く利用されたホテル)を訪ねアガサ・クリスティが「オリエント急行殺人事件」を執筆した「アガサ・クリスティ・ルーム」とトルコ建国の父ケマル・アタチュルクが愛用した部屋「アタチュルク博物館」を見学。

アヤソフィアを見学した時ガイドが曲がった柱を指して、これは100年前の大地震によるものです。この一帯は100年毎に大きい地震が起こるが、今年は丁度100年目になるので心配ですと説明していた。ガイドが心配していたように、この8月17日にはイズミットを中心にした大地震が発生し驚いている。被災者の方々には同情に絶えないが、一方、アヤソフィアのあの柱をはじめとして貴重な文化遺産の被害はどうだったろうかと気になっている今日この頃である。