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生声(6)


1999年末〜2000年新春のお話。


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何も喋らなくてイイ、という条件でトーク番組に出たらしい

◇◇ じゃあバラエティトーク番組「さんま御殿」の話でも聞きましょうか?(笑)

中丸 「話はね、一年くらい前から来てた(苦笑)。ずーっと断わってたんだけど『今回はスペシャルですからどうしても』って頼まれたんだよ、それで出た。」

◇◇ なんで、そこまで粘るかなあ?(笑)

中丸 「ああいうお笑いの人と話が合うわけがないからできないと言ったら『なにも喋らなくてイイです、ただ座ってるだけでイイですからお願いします』って言うんだよ(笑)」

◇◇ い、意味不明ですね。(大爆笑)

中丸 「だから、黙ーって、おとなしく聞いてたんだよ(爆笑)。さんまさんも(事情は知ってたんだろう)俺に話を振らなかった(笑)。」

◇◇ (大爆笑、止まらず)

中丸 「帰ろうとしたら、夏木(陽介)に会った。そしたら『中丸さん、、、出たの?』って驚いてたよ(笑)。」

◇◇ 夏木さんの気持ち、わかるなあ。(納得してさらに大爆笑)

中丸 「おまえも出るのか?って聞いたら『そうなんですよ、こういうの初めてだからどうしたらいいのか判んなくて』って困った顔してたけどね。(笑)」

◇◇ 何考えてんだかなあ、日テレは。(爆笑)

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うさんくさい役はわりと好き、らしい

◇◇ 土曜ワイドで「明智小五郎」に出るとか?

中丸 「(1999年)11月頃の放送予定だったけど、吾郎ちゃん(稲垣吾郎さん)が週刊誌に書かれただろう?あれでスポンサーからクレームがついたらしい。放送が延びるかもしれないな。」

◇◇ あんなうさん臭い話でもダメ?

中丸 「マスコミが騒ぐとね。」

◇◇ どんな役なんですか?

中丸 「面白いよ。演出家がずっとイギリスで活躍してた女性でね、『スタート!』じゃなくて『アクション!』ってね(笑)。僕の役は120億円の財産を持っていて、すごいカイゼル髭つけて、蝶ネクタイしてる、髪も真っ白にしてね、車椅子にも乗るんだよ(笑)。」

◇◇ なんてうさん臭いんだ(笑)!それにまたもや国籍不明!

中丸 「蝶ネクタイした日本人っていうのに演出家も驚いてた。」

◇◇ 自分で?衣装決めたんですか?

中丸 「うん。『蝶ネクタイ、、ですか?』って演出家が聞くから『うん、蝶ネクタイだよ』って答えたら『ああ、なるほど』って(笑)。」

◇◇ コントじゃないんですから(爆笑)。途中でお亡くなりになるんですか?

中丸 「最後に弟に殺されるんだ。でも、これ以上言うとつまらなくなっちゃうね。」

◇◇ いえストーリーはこの際どうでもイイです、衣装に注目しますから(爆笑)。

【追記】

毎度のことですが、中丸さんは終わった仕事にはあまり興味がないようです。「明智小五郎 エレベーター殺人事件」の真犯人は全然違ってました。自分(の役が)死んだ後のことまで知らないよ、とでも返されそう(爆)。

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他人のスキャンダルに巻き込まれた、らしい

◇◇ 今年の正月は12時間ワイド「忠臣蔵」でしたね?

中丸 「あれはね、来年(2000年)の正月も松方(弘樹)さんで『清水次郎長』が決まってたんだよ、またよろしくお願いしますって言われて、去年の暮れからね。だけど(マスコミに)書かれただろう?色々。それでクライアント、スポンサーから断わられてね、東映も(松方さんを替えてまで受けられないから)作れなくなって、松竹の制作になった。」

◇◇ 制作途中から騒ぎが段々大きくなって、、。

中丸 「松方さんが『書かれたら地獄だ』って言ってた。撮影中だろうがなんだろうが大勢で追いかけ回すんだ。現場の裏口から二人で船に乗って脱出したこともあったよ。特番で俺まで映ったくらいなんだ、もの凄いよ。」

◇◇ そんなことでビビるくらいなら最初から松方弘樹さんなんか使えませんよ。まったく、少しは勉強していただきたい。

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2002年12月10日

【追記】

※本文中敬称略


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■日のあたらない邦画劇場■

file updated : 2003-05-16