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生声(5)


1999年末〜2000年新春のお話。


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「催眠」はよく分からなかったらしい

◇◇ 「催眠」はいかがでした?

中丸 「あれはね、演出家が何を言いたいのかさっぱりわからない。演るほうがわからないんだから見てるほうだってわからないと思うよ、途中でオカルトになっちゃうし。僕がなんで生き残るのかさっぱりわからない。でも(お客さんは)入ったみたいだね、続編も作るって。出ないけどね。」

◇◇ 「おばけ屋敷」みたいな感じでしたね。画は凝ってたなあという印象ですけど。

中丸 「半分くらい撮ったところでフィルムを使いきっちゃったんだよ。とにかく(フィルムを)回してNG、回してNGの繰り返しなんだ。宇津井さんはずーっと出てるだろう?悲鳴上げてたよ、キツイって。よく東宝が作らせたなあと思うよ、あの演出家に。」

◇◇ テレビの演出されていたとか、聞いてますけれど。

中丸 「ああいう演出、どうなんだろうねえ。とにかく、さっぱりわからなかったね。脚本を読んで面白いって思える作品は本当に少ないね。」

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脚本が面白い作品は好き、殺伐とした映画は嫌い、らしい

◇◇ 「ノストラダムス滅亡録」は?ビデオ作品ですけど。

中丸 「脚本がね、面白いなあと思ったんだ。面白い役でね、博士なんだ。車椅子に乗ってて、酸素吸入機つけて、髭生やしててね(笑)。」

◇◇ あそこまで弱そうな設定なのに、なんか元気でしたよね芝居は(笑)。なんであんなに活発に動けるんだろうこの人は?死にかかってるのに!(笑)。

中丸 「寒かったんだよ(一同爆笑)。どこか潰れた工場で僕のところは2日間撮影したんだけどね。」

◇◇ ビデオ作品というのは初めてですね?

中丸 「だけどねものすごく制作費が少ないんだね、ああいうのは本当に。とにかく安いんだよ。」

◇◇ 出来映えはいかがでした?

中丸 「君は観たのか?僕は観てないよ、ビデオはもらったんだけどね、手前の出てる作品なんか観ないよ(笑)。」

◇◇ Vシネマとかには出るつもりあるんですか?ドンパチが多いですけど。

中丸 「出ないね。ああいうのは嫌なんだ。人を撃ったり、斬り殺したりっていうのは嫌だね、もう。」

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木村大作さんは若い頃サボりまくっていたらしい

◇◇ 「鉄道員(ぽっぽや)」はご覧になったんですか?

中丸 「うん、まあ、ああいうのは、、。どう思う?」

◇◇ 木村大作(キャメラマン)が好きなので、画が奇麗だなあとは思いましたけどね。

中丸 「大作!今はあんなに偉くなってるけど、あいつ東宝にいたころはしょっちゅう怒られてたんだ。走り回っててね、監督が『大作!』って呼んでも『なんだアイツまたいないのか!』って(笑)。」

◇◇ 怒られる木村大作!(一同爆笑)

中丸 「まったくいいかげんな奴でねえ(笑)。みんなが仕事している時に何してるかっていうとスタジオの外でボサーっと煙草吸ってるんだ、サボってるんだよ(笑)。」

◇◇ サボる木村大作!(一同大爆笑)「鉄道員」のスタッフが聞いたら泣いて喜びますねえこの話(笑)。

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2002年12月10日

【追記】

※本文中敬称略


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■日のあたらない邦画劇場■

file updated : 2003-05-16