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2009年05月号


※新しいものほど上にあります。


今日の日誌を見てみる

■2009年05月31日 (日)

偏頭痛ですが、ラピュタへ。

天候不順、洗濯物がカラっとしない。やっぱ、部屋干しだとね〜って感じ。

昼過ぎから偏頭痛が大爆発しはじめた。あ、また雨降るんだ!しかも局地的にドカンと降るときが最悪。それでも、午後はラピュタ阿佐ヶ谷で「手錠をかけろ」(監督:日高繁明)を観に。阿佐ヶ谷着いたらジャンジャン降りじゃんかよー!こんなことならレインブーツ履いてくればよかったなあ、なんてブツクサ言いながら。東宝スコープのキラキラが出てきたあたりで吐き気とか冷や汗とか物凄い眠気とか偏頭痛のオプションが一気に。それでも、殿が出てくるところだけは、偏頭痛とかそういうのすっからかんに飛んじゃうんだから、我ながら凄いと思った。ラピュタを一歩出たら、キンキン目玉の奥がわしつかみにされたように痛いわ、目を開けていられないくらいダルいわ。偏頭痛の予兆がしたら、絶対に休養しないとダメだとしみじみ。でも、若くて元気な殿、若手の刑事さん、このころはそんなのばっか、見れたからいいや(うふっ!)。殿も「若いころに刑事をたくさんやらされたから、後で報いがきた(悪役が多くなった)」とまで言ってたくらい。でも、その後は警察の偉いさんとかに出世したんだから、ぐるーっと一回りしてね。

■2009年05月30日 (土)

不調で雨。

朝から腰がダルくて終日休養。

購入したパインのテーブルとベアのペイントが施されたボックスが納品される。カワイイ!いや、マジで。両方ともアンティークだが実用に充分。ボックスにはシューケア用品を納めてエントランスに、先日、納品されたこれも同じアンティークのミニベンチとともに。テーブルはアイロン作業用として、チャーチチェアとの相性もバツグン。やれうれしやと。

夜半にセールスの電話、若い女性の声。通信系の大手より。光通信でインターネットやりませんか?とのこと。ところがこちらにその気が無いと分かったときがすごかった。めずらしくこちらから名前を名乗ってやったのに「××さんのお宅でよろしかったですか?」馬鹿かてめえは!(by天体戦士サンレッド)日本語通じてねえのか?それにその口調、ファミレスのバイトじゃねえんだぞ!で、マニュアルどおりに喋っていたところまでは愛想良かったが、すでに自宅は光通信環境だと告げると「では、電話のほうは?」と畳み掛けてくる。そんなのいちいち言う必要もないだろうと、そっけなくすると、イキナリ「あ、そうですか・・・ガッチャン!」世の中じゃあ人材は余ってんじゃないの?もう少し厳選しないと人災招くよ、ねえ?KDDIさん。

■2009年05月29日 (金)

本日も雨。

朝、血相を変えて駅の階段を駆け下りてくる少女アリ。どうしたのかと思っていたらまたイキオイよく駆け上ってくるではないか。思わず心配して顔見ると、必死にこちらへ駆け寄ってくる。「オオテマチ、イキマスカ?ドノ、ノッタライイ?」どうやら中国系の人らしく、とにかく大手町へ急いでいるらしいと判明。たまたま同じ方面だったので途中まで一緒に行くことにした。バイトの面接らしい、なにせ東京の地下鉄は複雑で不親切。「わかんないよね〜地下鉄は」とフランクに話しかけたら「はい、ワカンナイ」とやっと笑顔。困ったときはお互い様だ。

レインシューズを求めて。最近は乗馬用のゴム長(ごむちょう、って読みましょう)を街中でよく見かけるが、馬乗りの立場からすると「それ、普段履くのはいかがなものか?」と思う。なんか砂とかボロとかついてそうで、ヤだし。かかとのところにある出っ張り、というかひっかけるところは拍車を置くところ。あれなら自宅にあるから履いてってもいいんだか、なんかねえ?それにゴム長履くと妙に足を投げ出して歩く癖がある。とはいえ、本日、かなり本格的なブーツをアルカで購入。おお!革長くらいするでやんの、値段。なるほどタフな構造、乗馬ブーツよりゴツくなく、エーグルのゴム長(こっちは、ごむなが、って読んじゃってね)より魚市場っぽくない。よいお買い物をした。

■2009年05月28日 (木)

雨雨。

段取り、進行、内容、三拍子揃って最低のミーティングを昼飯前に。終了後、怒り怒髪天にて事務局を一喝。直後、責任者より、単なる言い訳をフォローと言い換えるミーティングの要求が再度あり。さらにイライラがつのる。自己保身しかできぬ輩を相手にするのは人生最大の無駄である。実に腹の立つ一日であった。

腹が立つと腹が減る。夜は地元にて税理士事務所を営む友人と焼肉を食べに、じゃんじゃんと雨の降る中、ブツクサ言いながら(呼び出しておいて、この態度→ワタクシ)店に到着し、アレコレ愚痴を垂れながらタン塩とカルビの連打、シメはロースをステーキ並の厚切りで。途中ではた、はった!(by広川太一郎)シマッタ!あの馬鹿会議と同じレベルの時間を相手に過ごさせていることに気がついて、慌てる。税理士氏、ちっとも慌てず「こういう人の相手すんのが仕事だからねえ」と余裕の笑顔・・・・プロだあ(嘆息)おまけに接待費で落としてもらっちゃいまして、ホント、ドーモスイマセン。

■2009年05月27日 (水)

渋谷は暑い。

日中に東京の渋谷へ。熱中症より日焼けがコワイ、不惑過ぎ(爆)。神宮前からテクテク歩いていく、デザイナーの事務所で打ち合わせ。いい感じ、だが閉塞感はある、大有り。現場のストレス、共有できただろうか?

太田記念美術館は展示内容が替わると必ず行っているが、久々のキャットストリート、もうすでに拡幅されていて、今ではファットストリートだが相変わらずセンス◎な店が多い。渋谷が地元の筆者はここがかつて川であったことを小学校のときの古地図塗りで知った。渋谷の大ガードが最深部で、渋谷区道がクネクネしているのは元はそこが川だったからという場合が多い。筆者の実家なんて元は川底だもん。渋谷区は川とか橋とかの地名が多かったし、怪しい地名が結構たくさん残っていたが片っ端から地名変更で消えてしまった。地名にはちゃんと歴史があるのだよ、ただの記号じゃねえんだからよ、勝手に変えるなっつーの!地図屋と組んで商売してんじゃねえ!某役所めがっ!

■2009年05月26日 (火)

雑草探訪。

雑草の勢力争いが活性化。ちっちゃな庭のサツキの足もとでドクダミ一家がどうだどうだと言わんばかりにショバを広げれば、日当たりの良いところで繁茂しているタマリュウをかきわけるように、ヒメジオンとシダがニョキニョキ。レンガの縁のところではカタバミの集団がジワジワと内陸部へと前進中。このほか、ハコベ、ヤブガラシ、タンポポもひそかに勢力拡大を計画中(?)であったが、これは早々に警察(筆者)に発覚したため全部引っこ抜かれて日干しにされてしまったのであった。

閑話休題。お気に入りのブランドから秋冬の受注会の案内が届く。毎年、出かけているが何かしら購入している。クローゼットがパンクする前に知り合いに放出しているから在庫は一定だが、ロングコートの出番がここ数年の東京では減少傾向。今年はムートンのブルゾンが狙い目。オシャレは女の道楽なり。

■2009年05月25日 (月)

5月らしい。

木々の緑が燃え立つがごとく、イキイキと。見ているこちらも心が動く、何か始めるなら今から、と。

マネージャーの会議、些細なことで声を荒げる者があり場が白ける。50年以上も生きてきてこのレベルかよ、と呆れつつ、反面教師として拝承。所詮、人間が悟るなんてあり得ないんじゃないかとすら思える今日この頃。それならそうと、腹をくくって挑むべし。夜は宴会、まだ新しい店らしく、店員もやっとこなれてきた感じ、まだダレていない、スピーディーで気持ちが良い。人をもてなすとは?と改めて、直接お客様に接する仕事ではないけれど、間接にせよ、今のサービスはお客様をもてなしているだろうか?ちょっとした間と気遣いで状況は動く。それをもうチョッと、メンバーに実感させてあげたい。

■2009年05月24日 (日)

「日本沈没」(再)

祝50回目!しかも、全部劇場にて鑑賞。ビデオとかテレビとかDVD入れたら・・・以下自粛。さて、本日の発見ですが、邦枝さんてば最初から最後まで同じ衣装でした(爆)。東京が地震で壊滅した後なら分かるんだけどさあ、田所研究所に来たときから最後のほうで渡老人ところで「大きなエネルギーを放出したんだからもう止まるんじゃないかという説もあるんですがねえ」って台詞のところまで全部同じってのはさあ、どうなんでしょう?ツイードの3ピース(途中で2ピースになったような?)、確かに殿はこういうの似合うンだけどねえ。で、よく見ると、中田くんも幸長くんも同じっぽいんですよ、玲子さんも大阪で会ったときとその後で日本脱出寸前にホテルで小野寺くんと合体したときも同じベージュのタートルなんですな、これが。東宝は火薬&ガソリンに金使い過ぎてケチったの?衣装代。

あと、気になったのは丹波先生。山本総理が渡老人に「なにもせんほうがええ?」って言ってた時と、「爬虫類の血は冷たかったが人間の血は暖かい」という名台詞を吐くときと、絶対、続けて撮影してると思うんだけど、最初のほうで丹波先生の目がウルウルの超涙目なの。丹波先生は「砂の器」のときも感極まって台詞言えなくなってNG出しまくった純粋な人だから、たぶん今回も泣いちゃったんじゃないかと推察されます。だって「なにも・・」は泣くところじゃないもん、「爬虫類・・」は見てるほうもウルっと来るけどさ、むしろそっちは若干の涙目。

■2009年05月23日 (土)

「メカゴジラの逆襲」(再)

15:15フィルムセンター着、そこそこの入り。また行ったの?ええ、行きましたとも!大きなスクリーンに殿が出てくる限り、何処へでも参ります。ふと気がついたんですが、公開当時と笑いのポイントがズレてるんですな。藍とも子が最初に感電死するシーンはむしろ当時のほうが笑い取ってたような気がします。今は、っていうかフィルムセンターの客層とズレてると言った方が正確でしょうけれども、人が死ぬシーンですから一瞬、観客が戸惑うんですな。「笑っちゃいそうだけど、笑っちゃダメかも」みたいな。それとも暗いからよく見えなかっただけで、みなさんの顔がいっせいに歪んでたかもしれませんが、苦笑という方向で。

■2009年05月22日 (金)

そろそろ飽きちゃった?

連日、まるで珍獣発見みたいなノリで放送してきた新インフルエンザの感染者情報だけれど、そろそろ報道熱はピークを過ぎてきた気配。ここからが本番なんですよ、第一号が誰かなんてことはこの際、どうでもいいんで、極東の島国にはもう入りまくりだってことで、ごく軽症の人は感染したのに気がついてないかもしれないし。マスクが品切れになったらどうしたらいいのか?一度使ったマスクでもスプレータイプの消毒アルコールスプレーして干しとけばまた使えるかも?(花粉症のときは買いだめ無くなったら使用済みのをハンディタイプのクリーナーで両面吸い込んで再利用しましたが・・・)とか、でも実はマスクばっか買いだめしてもダメだとか、手ピカジェルを家中のあちこちに置いといて気がついたらすぐに消毒(私が今、やってること)しましょうとか、スポーツドリンクはとりあえず300mlを7本くらい買って置けば一人暮らしで動けなくてももソレ飲んで寝てると死なないかも?とか、そういう情報が欲しいな。

■2009年05月21日 (木)

嫌いなのはあなたではなく、菌ですから。

さる有名な作家様の娘が風邪をひいたらしいと言ったところ、父は顔をしかめて手を顔の前でひらひらさせた。まるで虫でも追っ払うようなしぐさに不快感をあらわにした娘に対して父は「嫌いなのはあなたじゃなくて、あなたの中にいる菌です」と言ったとか。細部はうろ覚え。とはいえ、インフルエンザに罹っちゃった人の人間性まで否定する中傷が氾濫しているにつけ「宿主は被害者なのになあ」と思う。確かに引き返す勇気がなかった本人と家族と学校には結果責任があるにせよ、どんなに注意してたって「病毒は目に見えない」(by内田良平@「歌麿夢と知りせば」参照)ので感染するときは感染しちゃうものなのよ。ようするに自分がなったらイヤなことはたいてい人もイヤだってこと。想像しようよ。うちの子供に感染したらどうするんだ!って飲み屋でわめいたり、女房に愚痴垂れたっていいけどさ、本人が見るかもしれないネットに書いたりや学校に電話かけるのやめなさいよ。予防は努力するけど、なっちゃったらスイッチ切り替えて、早くよくなるように応援してあげましょうよ。その子は免疫できたわけでしょうから、イザ本格的に流行したときは真っ先にみんなを助ける側にまわればいいんだし。

■2009年05月20日 (水)

そして多摩川超え。

水際防止策っていうから、北は荒川、南は多摩川で検問でもするのかと思っていたら(ウソ)あっさりクリア。新型インフルエンザのウイルスは東京都下に滑り込み完了。てことは先週の週末、渋谷をぶらぶらしてた私は・・・すでに?

近所のスーパーにて。「備蓄に最適」のPOPが眩しい!レトルトカレーとごはんの3個パック、乾麺(うどん、そうめん)、カップ麺、等など。商魂はインフルエンザも撃退するか?ところで殿のお別れの会を6月13日から延期したのは正解だった。たぶん、そのころ東京はかなりな騒ぎになっていそう。神戸や大阪のような地方の大都市じゃない東京である。つまり「問題なのは君ぃ、人間の数だよ!人間の!」(by丹波哲郎@日本沈没)

■2009年05月19日 (火)

マスクが(売って)無い!

・・・やはりそう来たか。ついぞ、近所にある地元最強の薬局。箱買いは値引き交渉可、花粉症の薬が一年中品揃え充実、近所のセイ●ョーよりもツバキが必ず20円安価なのはリアルタイムで値段調査の賜物・・・など、このほか、引越し用のダンボール箱も予約しておくとキレイにたたんで準備しといてくれるぞ!で、さえマスクが品薄らしいのだが、しかし!密かに常連さまに予約販売中らしい。なにせね、奥さん、メキシコへしょっちゅう出張している某氏=常連なんて箱買いしましたもん。現地の駐在員とか現地のお友達とかいろんな人に頼まれたらしいのね。そんな要請にもきっちり対応、さすが個人商店。

で、我が家だが「備蓄する前に家中にいくつマスクがあるのか数えてみよう!」とあっちこっちの引き出しとか、箱とか開けてみたら出るわ出るわ。花粉症なので例年買いだめしたのがちょっとずつ余っていたのだった。おお!すでに100個超あるじゃん!ありがとう!花粉症!

■2009年05月18日 (月)

暖々。

数字が悪かった朝ドラではない。暖かいんだよ、東京。神戸と大阪ではインフルエンザが猛威、死人が少ないから警戒レベルを下げましょうというのは乱暴だ。冷静に対応するというのと、対応を緩めるというのは全然違うぞ!橋下知事!死なないかもしれないけど、インフルエンザなんだよ!普通だってキツイんだから。今回は予防接種してるからダイジョーブってのがないから感染しまくりなわけでしょう。とりあえず、全力でマスク作って配りなさい、まだ感染が広がってない自治体に呼びかけて、かき集めなさい。関西圏が治まったらこんどは関西で作って地方へ飛ばしなさい、マスクと消毒石鹸とうがい薬。話はそれからだ。

■2009年05月17日 (日)

5月の嵐。

東京は台風のごとく。生暖かい強風、時々、突風に霧のような細かい雨。傘もさせずに、10分くらいで全身が程よい湿り気に包まれる。家帰ったら速攻でパンツのプレスしなくちゃ!

近所のボランティア先は未だ自宅へ戻ってこられない様子。引き続き、地域包括センターから様子を確認してもらう。午後は別の1軒。お買い物付き添いの予定だったが、強風のため外出中止、洋服の入れ替えをお手伝い。毎日、新聞を隅から隅まで熟読される利用者さんなので、民主党の新党首である鳩山兄と新型インフルエンザの話題をひとしきり。

だんだんと風が強くなる中、イスラエルの作家のコスチュームジュエリーを扱うお店へ。オーソドックスだが凝ったデザインのネックレスとブレスを購入。外に出るのがキツイ感じになってきたので自宅で靴の手入れを。掃除のコツは溜めないこと。6足ほどブラッシング、クリーム塗布、磨き、仕上げ、とルーティーンをこなしていたら右肩の関節がズシズシ痛い、おお!ついに四十肩か?

■2009年05月16日 (土)

寒々。

急に寒くなって(東京)あわててジャケットを引っ張り出す。本日、ボランティア仲間の打ち合わせ。ボランティアの会合は通常は平日だが、サラリーマンでボランティアに勤しむ人たちと自発的に食事を兼ねて。高齢者の生活援助、私が担当している人もただいま一人入院中。療養病床が廃止になったら?独居の高齢者は何処へ行けばいいんだろう?とか、家族が同居できないから独居してんのにねー!とか、入院してたら認知出ちゃったとか、障がい者のガイドヘルパーは最近希望者が多いけど高齢者のヘルパーは全然増えないとか。話題は尽きず。いずれ自分たちにも降りかかる事態ゆえに、社会勉強も兼ねて有意義な会話。

定期的な整体と日ごろのストレッチ(起床時のゆるやかなストレッチ)、腰に負担をかけないアクションの体得、とにかく週末は歩き倒す、等により、腰痛(腰椎椎間板ヘルニア)は安定傾向。が!ふとしたときにバキバキ!と来る気配が多発、速攻で休養。年齢ですかなあ・・・。

■2009年05月15日 (金)

商談。

都内某所の大規模展示会にて。奉公先の他部門と取引のあるソフトウエアの開発企業様のブースを訪問。自社開発の製品をプレゼンしていたところで、早速、営業兼エンジニアの担当者にご挨拶。他部門の取引先なので社内で打ち合わせるのはチト困難、直接打ち合わせの機会をうかがっていたらグッドタイミングでイベントが開催されていたので急遽。相手の実績は期待通り、デザインも自社開発かどうかは謎だけれど、ロジックのまとめ方が上々、期待できるパートナーであることを確認して安心。新しい才能との出会い、自分から仕掛けなければ。奉公先の関係会社のブースにも立ち寄り。いや、ここのデザインがどうしようもないレベルだったので、げんなり。嬉しいこととガッカリがトータルでイーヴンな一日。

夜は整体。久々の前回よりも、よくほぐれる。でも、痛い!硬い!血行が良くなってしまうので鼻水が出ちゃって、ちょっとナサケナイ。明日は心地よい筋肉痛の予感。

■2009年05月14日 (木)

「メカゴジラの逆襲」

フィルムセンターにて「メカゴジラの逆襲」1975年を鑑賞。佐原健二(先輩)と共演。沢村いき雄さん、小川安三さん、ヒゲ面でよくわかんないけど伊吹徹さん、そして鈴木和夫さんもいた。東宝オールドタイマーズには懐かしい顔ぶれ。殿、本年より東映製作のテレビドラマ「Gメン’75」にセミレギュラー出演、で、その同じ東京海上ビルは「Gメン」の本部で、本作品役どころは国際警察。ゴジラは最後に東宝撮影所の俳優たちに見送られて海へと帰っていったんですな。

大きな画面で観ると、実に真面目にお仕事してましたなあ、殿は。その役に、その作品に、常に誠実に芝居しておりましたですよ、殿は。今の俳優さんたちはね「こういう役をやりたい」みたいなコトを軽く口に出すでしょ?あれね、素直でいいんだけど、殿はね、あんまりそういうことを言わなかった。やりたい役をいくつか教えてくれたけど結局最後に「客が納得しないから」という話をね、よくしてました。お客さんが求める役を演る。それが俳優なんだということでしたよ。こういうのをプロって言うんだな、と思って私も真面目に聞いておりましたですよ。

では、本日はここまで。

■2009年05月13日 (水)

「日本沈没」

・・・のことを書く前に。「大盗賊」は1963年、「奇厳城の冒険」は1966年のそれぞれ製作である。録画しておいたNECOのをチェックしてたら、冒頭のフィラーに「大盗賊」1960年、「奇厳城の冒険」1965年になっていた。これ、間違ってますからね!良い子の皆さんは真似しないように(?)。

フィルムセンターにて「日本沈没」1973年を鑑賞。大きな画面で観ないとダメな映画の最右翼。丹波哲郎のハッタリの効いた芝居が良い、島田正吾も見せ場タップリ、小林桂樹も普段させてもらえない芝居を思う存分。先輩方に囲まれているし、カラミの相手が二谷英明とかだから、当然、殿もいい芝居をする。殿、相手が信頼できるときは、安心して自分の芝居に集中できているのが分かる。芝居が響きあう、楽しい。特撮映画なんて蔑称にすら思えてくるほど、実はドラマが良い。人間を描いてない映画はまるでツマラナイ、最近の映画、全然ダメな理由はそこにある。多様な性格が芝居の作り込みで完成する、そのプロセスが無い。CG映画なんて劇場(こや)にかけるな、幕張あたりでやってなさい。森谷司郎らしさ、いしだあゆみと藤岡弘のママゴトのようなラブシーン、全体の中ではやや異質だけれど丁寧な仕事。

■2009年05月12日 (火)

ロボコップ。

民主党の岡田克也@副代表のことらしい。ところで小沢一郎ってさあ、豪腕だとか、壊し屋とかさあ、いろいろ言われてるけどさあ、言ってるのマスコミだけじゃん?確かに現場にはいたけどさあ、これといって、何もしてない、ただのオッサンじゃん?いつのまにか、スルスルっと上にいる、って感じの、でも「で、この人、何で出世したの?」がよくわからない。上手いのはジジイたらしこんで金集めることだけ。そのジジイたちが死んだら誰も守ってくれる人いなくなって、それが原因で辞任するハメになるってのがこの人の人徳の無さ。実力ないけど要領だけはいい人の反面教師としては大人物。

■2009年05月11日 (月)

暑々。

報告して欲しいことを報告しないのは何故だろうと考えてみる。指示が悪い、指示が無い、指示だと思っていない、価値観の相違、空気が読めてない、物足りない、等々。頭はすでに沸騰点を超越、クールダウン。あともうチョッと仕事でもクリエーションが欲しい。中身だけじゃなくて、やり方にも。キチントしたコダワリは後で必ず良い結果を生むもの。

ツツジは終了、これからサツキ。花の咲き方がちょっとピンボケ。きちんと今年も花芽をつけて咲き始めたサツキの水やり、ドクダミやらタンポポ、ヒメジオン、シダ、雑草のみなさんをせっせと引っこ抜く。あーきりが無いけど頑張ろう。

渋谷でバスに乗っていたら、リットン調査団の水野さんが歩いていた。完全に普通の人、気がつく通行人も皆無、本人もまるで自分が水野だと気がついていないかのように、人ごみを歩いてそのまま紛れ込んで行った。

■2009年05月10日 (日)

初バーゲン。

常連のブランドが大家さんであるデパートのバーゲンに初参加。去年の在庫一掃で半額ポッキリ。このブランドはファミリーセールとか以外ではほぼ完全にバーゲン率ゼロ、バーゲン馴れしてる他のブランドよりは確かに高額。結構な高級ブランドが入ったデパートで、常連ブランドがなぜか今回は早々に不参加表明したので客寄せのためデパート側から強く要請されてしかたなく「出陣」したとのこと。ただでさえデパートは客少ないからバーゲンは起爆剤だけど、しかし、人いないな〜。あの、ワコールのバーゲンですらゆったりな今日この頃。激安ブランドの日本進出にますます不安。お気に入りのブランドで、売り子さんともすでにお友達状態なのに〜、いつも電話で「こんな感じで、予算はこれくらい」と連絡しとくと当日ドンピシャを揃えてくれていて、あとは試着のみなんで便利なんですよ〜潰れたら困るから営業に協力(ただし可能な範囲で)。ニットのカットソー2点とシャリ感のあるパンツを1本購入、確かに安い!普段が高いだけに?相対的にお得感。

アンティークのお店で購入したベンチが納品された。可愛い!建具との相性もバッチリ!良い買い物連発の1日。

■2009年05月09日 (土)

出勤日。

朝、いつもの時間に電車が来ない。いつも一緒になるヘルパーさん(推測)、工務店の管理職(推測)、清掃のおばちゃん(推測)がいない。これから旅行行きます的なお嬢様がたの嬌声につつまれて奉公先へ。休暇取得してもいいと思うんだけど、休みとっても行き場の無い気の毒な人たち(若干名)と取引先から電話が来ないから自分の仕事に集中できる!仕事を増やす上司も休みだ!という働き者(大多数)がぞろぞろと。近所の住民から「あら?××ったら不況なのに土曜日も働いてるわ」とシゲシゲと見つめられながら。

居室の人口密度40%程度、電話も鳴らず、ま〜ったりと。突然、上官出社!何事かと思ったら「今日は会議入ってない人が多いから上級将校の合宿やるんだってさ」とのこと。出世するのも良し悪しですな。

■2009年05月08日 (金)

お別れの会は延期となりました。

新型インフルエンザがどんなことになるかわかんないですもんね。今のところ毒性が低いですけど、感染力が強いということはインフルエンザ目線で言うと「もっと鍛えて強くなんなきゃ!」と頑張ってる最中かもしれない。イキナリ強毒性にならないというわけではなく、とにかく有効なワクチンが安定供給される体制が整うまでは用心、用心。

■2009年05月07日 (木)

スイッチャーがアルバイト。

以上、ゴールデンウィークの放送局あるある、でした。と、笑い話にならぬこと。ブラックボックスと化した電車のコントロールは繊細にすぎるのか。本日、京浜地区にある奉公先は定時を過ぎても妙に灯りが点かず。途中であきらめて休暇を取得する者、根性で一駅歩いてまた待たされてゲロ吐きそうになりながら10時過ぎに出社する者。連休明けのブルーな気持ちが群青色に染まるほどのアクシデントにて。お疲れ様でありました>多くの皆様。

雨模様、ちょいと寒さにやられたのか、風邪気味の社員多発。新型じゃなくてもインフルエンザはイヤなので本日、地元薬局ご推奨の巨大マスク着用にて出社。事務処理アレコレ、めどがついてきて一安心、が油断ならないのが人間のやること。他人の失敗は自分の鏡と心得て。

■2009年05月06日 (水)

「地球防衛軍」を鑑賞。

グリソムギャングのゴジラウィーク(GW)イベントも最終日。満員御礼の「地球防衛軍」、土屋嘉男さんのトークイベントと懇親会。関係者のお疲れもピークに達しているにもかかわらず、心のこもった運営をいただき大満足。

■2009年05月05日 (火)

「大盗賊」を鑑賞。

CSにて録画してあったのを鑑賞。上手いじゃん!殿ってば。「変な格好させられた」と文句言ってたわりには(爆)ちゃんと「私は悪い人です」のアピールが明快だし、カッコいいし。この映画で馬乗ってんの見て、カッコいーなーと思ったので、真似して乗馬始めて、あまりに面白くてズルズル20年以上も乗ってます。乗馬で思い出しましたが、そういえば埼玉県にある某乗馬クラブ(今でもあります)。ここ、たしか「アイフル〜」のロケにも使ったはずですけど、そこで殿、プライベートで馬乗ってて落馬しました。しかも普通の落馬じゃなくて人馬転(馬が人を乗せたままでコケしまうこと)したそうですね、で、全然無傷。凄いなあと感動した記憶がございます。

14年間、玄関で愛用していた木製のブーツスツールががたついて来たので、引退させることに。代替品はWebで確認してから行きつけの西洋アンティーク家具の専門店を訪問。お目当てがイキナリショップの入り口に置いてあったので、速攻購入。いや、ホント、可愛いんですよ。ついでに今まで間に合わせで我慢していたアイロン台用のデスクをパインのアンティークにリプレイスすることにして、これも予約(現地にあって船積み前とのこと)。お世話になったブーツスツールは観葉植物を置く台へ転用。これからは軽くてキレイなブツを載せて暮らしてもらおう。

■2009年05月04日 (月)

インフルエンザ。

新型じゃないと言っても、インフルエンザはかなりハードな病気。明確に記憶しているのは今のところ生涯で2回。本当にベッドから起き上がれない、生きてるだけでツライって感じ。熱が凄くて幻聴とかするし、心霊現象じゃなくて(爆)本当にガーガー耳元で音がして誰かが喋っているように聞こえるんですよ。ようするに耳鳴りのすごい奴だと思うんだけど、涙出るくらいツラかったなーという記憶。このときくらい、ポカリスエットがありがたいと思ったことは無し。あれ、良いんですよ、ホント、普通の風邪で食欲無いときでも推奨。インフルエンザなんて、素人がアスリートレベルの運動を強制されるようなもんですから、健康体でがぶ飲みしたらデブの元凶ですけど、つまりそれはそれだけ即効性の栄養源だってことなんです。栄養(特に水分)を身体に取り込むのは体力がいることなので、お手軽に点滴っていう手もあるわけですが、これだと吸収力が衰えますから、私のかかり付けのお医者様は熱射病と胃炎でヘロったとき「点滴はこれ1回だけな、あとは頑張ってポカリ飲んどけ!」だったもん。

■2009年05月03日 (日)

訃報連続。

忌野清志郎が死んでしまいました。シャイな人ほどカブくという典型見本のような印象でした。闘病生活も数年あったそうで、状況は想像の範囲。死んだ年齢に早いも遅いもありません、自分より先に死んだ人は何歳だろうと早い死であります。

殿の映像資料の整理。驚くほど片付いていないので申し訳ない気分がパワーの源泉。DVD化されていない作品のDVD化に取り組みつつ、パンフレットの整理、作品リストはとりあえずサイトのデータをEXCEL化しようと思ったが今後のことを考えてFILEMAKERの導入を決意、これならキャプチャーとかも入れられるし、いっそ感想文を全部こっちに移植・・・おっとこれは老後の楽しみ。

ついでに髪を切る。セミロングのボブから、ショートへ。気持ち新たにしないと、ズルズルはNG。「湿っぽいのは好きじゃないから」から。

■2009年05月02日 (土)

GW突入。

表参道にある「太田記念美術館」へ『芳年-「風俗三十二相」と「月百姿」-』を観に行く。激安ファッションブランドの大行列の脇をすりぬけるようにこっそり静かなたたずまいにホッとしながら。大好きな歌川国芳の弟子。ちなみに「地獄少女−三鼎−」の河鍋暁斎も国芳の弟子。三十二相は美人画であるが「けむたさう(煙たそう)」「さむさう(寒そう)」「あつさう(熱そう)」など多様な女性の風俗と表情をまさに激写!という感じでとにかく見てて顔がほころんでくる。国芳の弟子らしく、「うるささう(うるさそう)」は猫好き必見!「しだらなささう(だらしなさそう)」は徹マン(注:徹夜でマージャンをすること)明けのごとし。胴体まっぷたつ、血のりドバーッ(by山口和彦)の血みどろシリーズもあるよ。

その足で「出光美術館」へ『日本の美・発見I 水墨画の輝き―雪舟・等伯から鉄斎まで―』を観に行く。風景画を堪能するほど知識がないので、今回は動物モノに注目。長谷川等伯の虎は迫力満点、富景の白鷹は凛々しく美しい、宗達の虎はまるっきりドラえもん(笑)。光琳の蹴鞠布袋図のモダン、素晴らしい、しばし見とれて顔が緩む。墨の美しさ、深さ、豊かさにヤラレる。そして画材としての強さに感動。紙はヤラレているが墨はイキイキと筆致が残る。出光美術館は殿が何回も出ていた帝国劇場ビルの9Fにある。テラス席はながめがよく、お茶など飲みながらしばし、まったりと。

昔の美を大切に残してくれた人たちの努力に感謝あるのみ。

■2009年05月01日 (金)

GW直前。

言い忘れておりましたが、以下の代表作@殿のリストアップは、今までに殿ご自身が挙げられた作品なのです。ちなみに「電送人間」は全然お呼びで無かったですけど、今日的知名度からアップしたのは私です。殿の名誉のために言っておきます(笑)特撮ファンの皆さん、ごめんなさい!でもDVDのオーコメ、面白かったでしょ?殿の人柄って、アレのまんまです。で、あとテレビのほうも殿チョイス。

映画の代表作:「私は貝になりたい」「独立愚連隊」「電送人間」(は、ちょっとアレですけど)

テレビの代表作:「37階の男」「明治の群像 星亨」「ふりむくな鶴吉」

ほかには、鶴田さんには大事にしてもらったので「日本暴力団 組長と刺客」三船さんには言わずもがななので「奇厳城の冒険」「大忠臣蔵」とかも代表作に認定済。

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※本文中敬称略


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「日のあたらない邦画劇場」

file updated : 2009-06-01