2006年04月号 |
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※新しいものほど上にあります。 |
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■2006年04月23日 日曜日 何も予定のない日曜日を久しぶりに体験。あいかわらず納戸や遺品の整理でドタバタしているが少しずつ片付いている。腰に負担をかけないように作業をする。結構な運動量である。夕方から小雨、足りなくなったゴミ袋を大量に購入、自宅近傍に洒落た食べ物屋さんが続々と誕生しているのを発見、来週からツアーでもするかな。 ■2006年04月21日 金曜日 相続完了!! 準確定申告の必要なし、相続税も非該当。ああ、やっとこさ終了したぜいっ!実父の臨終から、通夜葬式の手配だの、生まれて始めての喪主だの、周囲の反対を押し切った最少随行人数での納骨だの、税金だの、年金だの、保険(国保、高齢者、介護)だの、老人ホームの解約と引越しだの、戸籍謄本を求めて吹雪の中を米沢まで日帰りツアーだの、株券の捜索だの、なんだのかんだの、とにかくほぼ全部一人でやり遂げちまったという達成感。 ■2006年04月20日 木曜日 最近、「あ、お菓子、お菓子」とか「会議、会議」とか「えーっと、えーっと」とか自分の行動をいちいち言葉に出して確認するようになってきた。これは一つの老化現象のような気がする、って一昨日の晩御飯なんかさっぱり思い出せないもんね。てなわけで、どういうわけだか昨年の夏はクソ暑く、冬は寒く、春先は天候が狂っている。実に季節のメリハリがハッキリしている東京である。半年に一度の歯科定期健診を前にして、からすがれいの煮付けを食べていたら突如、口腔内に金属の味が充満した。またブリッジがぶっ壊れたらしい。なんとまあ、都合よく壊れるものよ、と感心しきり。 ■2006年04月16日日曜日 10年ほったらかしの納戸の整理。出るわ、出るわ、不燃ごみ70リットル袋が5、可燃ごみ(紙ごみ)は3。天候不順の折、2時間ぶっ通しで作業したらバッチリ腰を痛めた。無理はいかんねえ、無理は。 ■2006年04月13日木曜日 N證券会社からまたまた電話、しかも朝っぱら、しかも会社へ直接。で、何事かと思ったら「実は昨日、ご購入いただきました××ですが、税金の関係で手数料が発生してしまうんです。」しかもあと3日のうちに振り込め、と来た。「アンタこないだ「『手数料要りませんでしたよ』って連絡してきたばかりだろうがああっ!」と、怒鳴りたい気持ちをサクっと抑えて「電話だけの連絡ではどうもねえ、金額と振込先を書面で連絡してもらわないと」と言ったところ「FAXはお持ちじゃないですか?」と、ここまで聞いて「てめええええっ!手数料だけでなく客の家のFAX(用紙)まで使おうって魂胆かいっ!」とキレたい気持ちをぐっとこらえて「郵送してくださいね」とだけ、告げた。帰宅してみたら郵便受けに金額と振込先が「直接投函」されていた。誠意を見せたつもりだろうが、甘いね、やっぱ解約しよう、と決意。 ■2006年04月12日水曜日 N證券会社から「相続のために書類が足りない」という連絡があったので調べてみたらとっくに送った書類と、ついこないだ追加で送った書類のことだった。何やってんだこいつ等ああ!と怒髪天をつきかけたら20時過ぎに電話がかかってきた。「あの、相続の手続きで何か・・」とオジサンの声。待ってました!「同じ書類を何度送ったら気が済むんだ?テメエらの業務マニュアルはどうなってんだ!ああっ?」という主旨の発言を丁寧に伝えたところ「あ、すいません、それはトンでもないですね、申し訳ございません。何か、その、手続きが上手くいかないでご迷惑をおかけしてるんじゃないかと夜分遅くに、失礼とは思いましたがご連絡を差し上げた次第です」とのこと。担当者個人の能力を言うよりも組織に構造的な欠陥があるようだな、この会社。 ■2006年04月09日日曜日 日曜日ですが、会社へ。団塊の世代が大量に定年退職するらしい2007年がもうすぐなので奉公先でもリクルート活動が活発である。が、頭数というのはいればいいというものでなく、かといって、高度経済成長時代の「勝ち組」全員が捨てがたい人材かと言うと実はそうでもなかったりするのである。「人に仕事がついてくる」というケースはよくあること。「代え難い人材というのは、その人の能力と言うよりは代替できない組織の構造上の欠陥である」という一文がドラッカーの本に出ていた(たしか)が、まさにそのとおり。自分の価値を創出するために、担当業務を見えにくくしたり、独占したりすると周りは大迷惑。組織の中で生き残ると言うのもナカナカ大変ですが、それでも奉公先にわんさと転職希望者が応募してくるのは「サラリーマン」がいかに社会的に信用度が高いか?ということ。「俺は一人で生きてきたんだ!」と、会社に依存していないことを強調する会社員がいますが、なーに、人間の価値なんて計るの簡単だ。銀行行ってみ、金貸してくれるかどうか(笑)。 ■2006年04月08日 土曜日 筆者が購読している新聞に痴呆症の高齢者を介護している人(一般の人)の手記が掲載されている。今回は「進行を遅らせる施策」とその効果および検証がネタ。介護者は「もっと早くやらせればよかった」と後悔している。で、こういう連載にはかならずコメンテイターの感想みたいな?アドバイスみたいな?が添えられている。大学の先生は言う「高齢者に自分の人生を語らせ家族がじっくり付き合うことは意味のあることです」と書いている。ったく、このおおおっバカタレがあ!それができるくらいならとっくにやったわい!昼夜の逆転した高齢者の昔語りに付き合って、一睡もできず、翌朝、会社に行かねばならない、そういう介護者に対する救いの手にはかつて一度も出会ったことがない。少なくとも、大学の先生たらの一文では、だ。筆者を救ってくれたのは、市井の人々の介護ブログの数々である。科学的な根拠もなく(大抵は)経験に基づく素朴で脈絡がなく、感情のままに綴られたそうしたヘタクソな文章の、それらの一つ一つにどれほど癒され、慰められたろう。 認識せよ!今、最もケアが欠落していて、かつ、必要なのは被介護者のためのケアではなく、介護者のためのケアだということを。 ■2006年04月07日 金曜日 郵便局のコールセンターに、再配達を依頼しようと19:30頃電話をかけてみたが、ものの見事に繋がらない。「ただいま回線が混みあっております、しばらくお待ちください(チャラララ〜という気の抜けた音楽)」という自動応答が流れる、と、これを鵜呑みにして切ってしまい、再ダイヤルをしても無駄である。そのままつなぎっぱなしにしておけば1〜2分後にかならず繋がるのである。とにかく、この0120-549-223というコールセンターは回線が繋がったら必ず「ただいま回線が・・」というテープ音声が漏れなく流れてしまうため、多くの人たちはテレクラのように何度もダイヤル(リダイヤルボタンもあり)してしまうのだ。実に腹立たしいシステムである。そして出てきたコールセンターの職員は「そうですねえ、申し訳ございませんねえ、時期的に今は混んでますから、3月4月は・・」ところが最初は「この時間は混んでいます」と回答していたのである。そこで「昼からかけっぱなしなんですが」と言うと、瞬時に「時期的」に言い換えた。どう考えてもこれはマニュアル化されている。ということは同じような状況、つまり、怒り心頭に達したユーザーからのクレームが日常的になっている、ということだ。でなければ危機管理マニュアルはできなかったであろう。マニュアル作る暇があったらクレームの原因究明に時間をかけろ! ■2006年04月02日 日曜日 相続活動も終盤にさしかかりそろそろ落ち着いてきました。そんな筆者の苦労をねぎらうかのような嬉しい番組「水曜どうでしょう」の2005年最新作がテレビ神奈川様にて放送されました。しかも2週連続とのことらしく、出向先でせしめたonちゃんグッズを大切に保存しているHTB大好きっ子な筆者としては実にうれしい。最新作が2005年というのもノープロブレム!だって今放送してんのだって1997年とかのだから。それが今見て全然面白いんだからスゲエや。 ■2006年4月1日 土曜日 相続の豆知識。 1)證券会社は窓口で相続手続きを受け付けない。相続センターへ書類を郵送しないとだめ。 2)銀行は窓口で相続手続きができる。郵送でもできるのだが、窓口に行くと印鑑証明以外は全部、その場でコピーを取って返してくれるので戸籍謄本は使いまわしができる。 てなわけで通帳など相続関係の確認ができる書類だのなんだの金融機関の資料はカードもひっくるめて全部、実父が生前に処分(もちろん本人アルツハイマー故にゴミとして処分)してしまっているので老人ホームに入った後に自宅に送られてきた郵便物から取引銀行やら證券会社やらを突き止めて電話で確認し、カードが悪用されていなかったのは何よりとしても、口座を凍結してもらい相続手続きをしまっくているわけです。気分はトレジャーハンター!やっと苦労して調べたら残金が数万円(しかもほとんどそんなのばっか!)だったりするとガックリですが、にしてもどうしてこんなにたくさん口座作ったんだか・・・。 |
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※本文中敬称略 |
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file updated : 2006-05-07