狂犬病の予防注射は、狂犬病予防法で生後91日齢以降の犬は、年に1回、接種を
受けることが法律で義務づけられています。
その他、犬猫に感染する伝染病があり、伝染病の感染を防ぐために、忘れずに予防注射を
受けるようにして下さい。
良く、「家の子は雑種だから、予防注射は必要ないの」 と、言われるかたがいますが、
血統書の有無、純血か雑種かは人間から見た価値観で、動物そのものにはなんの
かわりもありません。犬は犬、猫は猫ですので、雑種だから必要ないと言うことはありません。
「家の子は外に出ないから、予防注射は必要ないの」 と、言われるかたがいますが、
例え外に出なくても、菌はどこから侵入するかわかりません。人間が靴に菌を付けて持ち込んで
しまう可能性もあります。手遅れになる前に、予防注射を受けて下さい。
【 時期 】
生後2ヶ月の頃に、母親から受け継いだ免疫が切れます。その時に1回目の予防注射を
受けます。この時に体内に免疫が残っていると、せっかく受けた予防注射が半減してしまう
ので、念のために更に1ヶ月後、すなわち生後3ヶ月の時にもう1度予防注射をします。
抵抗力の弱い子犬、仔猫は、うっかり伝染病に感染してしまいますと、命に関わる状態に
なってしまう事もあるので注意をして下さい。
その後は、1年に1回、予防注射を受けて下さい。