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男性アクションtype-B(Home)|マイク・コナーズ:Voodoo Woman

Voodoo Woman(女黄金鬼)

 

劇場用映画、1957年

voodoo woman title

画像:劇場用映画『女黄金鬼』(1957年)
Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/Voodoo_Woman
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0051174/

Summary

※Mike Connors(マイク・コナーズ)はTouch Connors(タッチ・コナーズ)として表記。

出演:低予算映画の常連で『The She-Creature(怪物の女性/海獣の霊を呼ぶ女)』やコナーズがプロデューサーを兼任した映画『Flesh and the Spur』にも出演していたMarla English(マーラ・イングリッシュ)、マーラとは『The She-Creature(怪物の女性/海獣の霊を呼ぶ女)』で共演していたTom Conway(トム・コンウェイ)、クリーチャーのデザインおよびスーツアクターはPaul Blaisdell(ポール・ブレイズデル)

製作はA.P.I.、Roger Corman(ロジャー・コーマン)監督は『Flesh and the Spur』『The She-Creature(怪物の女性/海獣の霊を呼ぶ女)』『Suicide Battalion』などでコナーズとよく組んでいたEdward L. Cahn(エドワード・L・カーン)

ヴードゥー教を信仰している未開の村、そこではジェラルド博士(トム・コンウェイ)が村の少女を実験台として彼女を思い通りに動く怪物に変身させようとしている。ジェラルド博士の妻、スーザン(マリー・エレン・キー)の部屋の窓は格子がはめられ常に監視の目が光っており、彼女は逃げ出すことができない。

同じく村に財宝が隠されていると思い込んでいる性悪女のマリリン(マーラ・イングリッシュ)は優男のリック(ランス・ファラー)を従えて宝の地図を持っていたハリー(ノーマン・ウィリス)を射殺して地図を奪う。

そこへハリーに雇われた現地ガイドのテッド(タッチ・コナーズ)がやって来る。色仕掛けでテッドを従わせようとするマリリン、テッドは村までの地図を示して説明するが、財宝を探しに来たとうっかりリックが口を滑らしてしまうと、テッドは「そんなことしたら殺されるぞ」と警告した。

その頃、博士は村の少女を金髪の怪物(ポール・ブレイズデル)に変身させたが、少女が善人だったために怪物になっても人殺しができないことが判明。ガッカリした博士はスーザンが泣いて頼んでも実験続行を決意するのだった。

村人に発見されたマリリンとテッドの一行は捕えられて村に連れて来られる。

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子供の落書きにしか見えないが、たぶんとっても重要な絵図(のはず)。

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テッドを雇ったハリーを殺しておいて平然としているマリリン。マーラ・イングリッシュ(右)

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マリリンにとっては色男よりも大自然よりも黄金のほうがはるかに重要なのである。マーラ・イングリッシュ(右)

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「素材も悪人じゃないとダメなんだよ!」熱く語るジェラルド博士。マリー・エレン・キー(左)トム・コンウェイ(右)

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村に幽閉されたテッドと一緒に逃げることにしたスーザン。マリー・エレン・キー(右)

テッドと一緒に逃げることにしたスーザン。マリリンという最高の素材を手に入れたジェラルド博士はついに金髪の怪物(ポール・ブレイズデル)を完成させたのだった。マリリンが変身した怪物が逃げようとするスーザンを拉致する。

生贄にちょうどいいから!とばかりに自分を裏切ったスーザンを村人に差し出すジェラルド博士、酋長もあきれるほどのキレっぷりである。後を追ってきたテッドも捕まってしまい、生贄される寸前に二人は脱出する。

実は黄金の所在なんて知らなかったジェラルド博士にだまされたことを知った金髪の化け物が博士を殺害、底なし沼のふちにあった黄金の器を取ろうとしたマリリンが沼に転落してしまう。

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マリリンが変身した金髪の怪物にスーザンを拉致させるジェラルド博士。ポール・ブレイズデル(左)、トム・コンウェイ(右)

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生贄にされそうなので一生懸命、脱出中のテッドとスーザン。マリー・エレン・キー(右)

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だまされたことに気がついた金髪の怪物がジェラルド博士を襲撃。トム・コンウェイ(奥)、ポール・ブレイズデル(手前)

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お手製の火炎瓶で追ってくる村人を撃退するテッド。マリー・エレン・キー(右)

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命からがら逃げだしたテッドとスーザンに酒場の主人は「マリリンは生きてる、そんな気がする」と告げる。

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底なし沼の底から黄金の財宝を掴んで這い上がる金髪の怪物、マリリンの生死は不明?というオチ。

ロジャー・コーマンとポール・ブレイズデルによる低予算SF映画である。コナーズとランスフェラーの肉弾戦もスタント雇う金がなかったのか、本人同士の肉弾戦である。本作品でとても残念なのは、肝心の金髪の怪物がロクに映らないことである。何を考えているのだろうか?怪物以外に何か見どころがあるかというとそんなことは全然ないので、なんとも消化不良であった。

voodoo woman

火薬が顔に近すぎるんじゃないかと思わず心配になる、テッドとリックの大ゲンカ。

voodoo woman

本編ではほとんど映らなかった金髪の怪物はこんな感じ。

ね?せっかくこんなにトンデモナイ怪物の造形なんだからちゃんと見たかったよね、ま、なんで金髪なんだ?という疑問はさておくとして。マイク・コナーズがスクリーンデビュー後にたくさん出ていた低予算映画の一つ。このままじゃいけない!と思ったであろうコナーズは、この後、自ら金をかき集めてプロデュースを買って出ることになるのである。

★★くれぐれもリージョンにはご注意ください★★

voodoowoman

たまにオークションや中古品が出回ることがあるのでマメにチェックしよう。
Amazon.co.jp:http://www.amazon.co.jp/Voodoo-Woman-Import-Edward-Cahn/dp/B0000AV3FA/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1347168237&sr=1-1
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