男性アクションtype-B(Home)|マイク・コナーズ:The Untouchaboles
The Untouchables(アンタッチャブル)
The Eddie O'Gara Story
Season 4, Episode 7, 1962年
画像:テレビシリーズ『アンタッチャブル』(1962年)
Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/The_Untouchables_(1959_TV_series)
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0737803/
Summary
※Mike Connors(マイク・コナーズ)はMichael Connors(マイケル・コナーズ)として表記。
実在した酒類取締局(Bureau of Prohibition)捜査官、エリオット・ネス(Robert Stack :ロバート・スタック)が主人公、シカゴギャングのアル・カポネ(アルフォンス・カポーン)と彼の支配していた巨大犯罪組織とネスが率いる捜査チームの対決を描く。 1959年-1963年、ABCで放送された。
大人気のテレビシリーズの最終シーズンにコナーズは、対立しているギャングの間をうまく泳いで成り上がろうとするチンピラ役でゲスト出演した。
「血のバレンタインズデー」で死んだと思われていた札付きのワル、エディ・オ・ガラ(Michael Connors:マイク・コナーズ)は落ちぶれ果ててひそかに実家に舞い戻っていた。路面電車の運転士として地道に働いてた兄のヴィンス(Sean McClory:シーン・マクロリー)はいぶかしがるが母親は息子の元気な姿に大喜びなので、あまり強いことが言えない。
エディは逃走中の兄貴分、バグ・モラン(Robert J. Wilke :ロバート・J・ウィルク)に仲間だと信じ込ませて、彼と対立している組織に情報を売り、地位と報酬を手にするがそんな危ない橋がいつまでもうまく渡れるはずがなかった。
モランからは裏切りを疑われ、ネスにはその行動をマークされてしまうエディ。 最後の大ばくちに出たエディのところへ兄のヴィンスが「母親が会いたがっているから帰ってこい」と諭すが、エディは聞く耳を持たない。アンタッチャブルの襲撃でギャング一味は一網打尽となったが、しぶとく逃げ延びたモランに発見されたエディーは殺されてしまう。
せっかく「血のバレンタインズデー」を逃れたのに逃亡先でおちぶれたエディはモランの生存を知り故郷へ舞い戻る。
母親の同情をひくエディ、この後、金を盗んで行方をくらませる。
地元の警察はすでにエディをマークしていた。
金も力もなにもない若者がのし上がるには悪事に手を染めるしかなかったようだ。
バグ・モランにも裏切りを疑われて信用されなくなったエディは、そのモランの手で射殺される。
主演したテレビシリーズ『Tightrope!(秘密指令/タイトロープ)』が1シーズンで打ち切りになってしまったコナーズはこのころ、巻き返しをはかっていた。タイトルロールのスペシャルゲストで、コナーズは最下層の若者が自己肥大しすぎて破滅するプロセスを熱演したが、コナーズには男くささも分別もありすぎるので、いささか無理がある。しかし、冒頭のおちぶれた姿で懲りずに同じことを繰り返そうとするエディの悲しい幼稚さにはコナーズの派手でわかりやすい演技はよくハマっていた。