男性アクションtype-B(Home)|マイク・コナーズ:Gunsmoke
Gunsmoke(ガンスモーク)
The Mistake
Season 2, Episode 9, 1956年
画像:テレビシリーズ『ガンスモーク』(1956年)
Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/Gunsmoke
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0594478/
Summary
※Mike Connors(マイク・コナーズ)はTouch Connors(タッチ・コナーズ)として表記。
西部開拓時代、カンサス州ドッジシティの保安官のマット・ディロン(James Arness:ジェームス・アーネス)が町の治安を維持するために活躍する西部劇。 実に20年を超えるロングランを記録した人気テレビシリーズ。 1955年-1975年、CBSで放送された。
男に襲われて瀕死の被害者が言い残した犯人の特徴は「黒い髪、口ひげ、赤い靴」保安官のマットのところへ片足が不自由な助手のチェスター(Dennis Weaver:デニス・ウィーバー)が酒場にいる流れ者がそっくりだと知らせに来る。
ギャンブルに興じているガンマンのボストウィック(Touch Connors:タッチ・コナーズ)を逮捕したマットだったがボストウィックは人違いだと言う。 脱獄したボストウィックはあくまでもマットに抵抗したのでマットは彼の腕を撃って町へ連れ戻したが、そこ頃、すでに真犯人が逮捕されていることを知る。
流れ者で、うさんくさくて、態度が横柄で、かつ、犯人の特徴をすべてそろえていたボストウィック。
「間違いだ」と主張するのはともかく脱獄したら、それは追われると思うし、おまけに抵抗したら撃たれるのは当然。
「保安官にミスは許されない」自己反省をするマット、なぐさめるチェスター。
犯人と間違われるわ、撃たれるわでさんざんなボストウィックは「血が出るほど親切にしてくれてありがとう」と言い残して町を去る。
確かに第一印象だけで犯人と決め付けたのはマットのミスだが、そもそもはボストウィックがあまりにも悪人面だったというのが原因ではないか?とすら、見てる者すべてに思わせるので、結果的に同情されない気の毒なボストウィックではある。
デビューこそメロドラマの二枚目だったがそのあとは低予算映画やテレビシリーズの色敵でくすぶっていた、この頃のコナーズは、一見すると善玉なのか悪役なのか判断できないという持ち味(か?)と生かしてこのような役どころが多かった。
コナーズによると、本作品の主人公を演じたJames Arness(ジェームス・アーネス)だが、当初、主役にオファーされていたのはJohn Wayne(ジョン・ウェイン)だったという。映画でさんざん西部劇のヒーローを演じていたウェインはこの話を断り、まだ若手だったJames Arness(ジェームス・アーネス)を推薦したそうだ。映画『Island in the Sky(男の叫び)』(1953年)でウェインの盟友を演じたのがアーネスだったし、コナーズも脇役で出演していたので、この時の話だと思われる。
James Arness(ジェームス・アーネス)の弟は俳優のPeter Graves(ピーター・グレイブス)である。