男性アクションtype-B(Home)|ジョセフ・カンパネラ(ジョセフ・キャンパネラ):The Invaders
The Invaders(インベーダー)
Storm(嵐に狂う教会)
Season 1, Episode 12, 1967年
画像:テレビシリーズ『インベーダー』(1967年)
Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/The_Invaders
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0611987/
Summary
『インベーダー』はいまだに根強い人気があるSFドラマシリーズである。1967年-1968年、ABCで放送された。
出演:映画「決死圏SOS宇宙船」「ヒンデンブルグ」のRoy Thinnes(ロイ・シネス)、BarBara Luna(バーバラ・ルナ)
ジョー・コレリー神父(ジョセフ・カンパネラ)がいる教会のある町ではたび重なるハリケーンの襲来で多くの犠牲者が出ていた。追悼の祈りのために暴風雨の中を救急病院に何度も駆けつけるコレリーは自分の無力さに悩んでいた。
そこへ、謎の円盤を目撃して侵略者の存在を皆に知らせるために旅をしているディヴィッド・ヴィンセント(ロイ・シネス)がやって来て「ハリケーンは侵略者の仕業」と告げるがにわかには信じがたい話である。
侵略者に襲われてケガをしたので教会にやっかいになっていたディヴィッドはコレリーに仕えているリサ(バーバラ・ルナ)の正体が侵略者であることを見抜き、コレリーの留守中にディヴィッドを毒殺しようとしたリサと乱闘になってしまう。
教会に戻ってきたコレリーと町の人々(侵略者が化けた市民もまざっている)の目の前でリサがディヴィッドに襲われたフリをしてウソ泣きをしたので、コレリーは思わずカーッとなってしまい、聖職者の立場を忘れてディヴィッドをぶん殴ってしまうのだった。
ハリケーンの謎に気がついた学者はコレリーが食事に招待した日に侵略者たちに殺されてしまう。
侵略者たちに襲われてケガをしたディヴィッドから「ハリケーンは侵略者たちの仕業だ」と告げられて困惑するコレリー、相手は怪我しているので無下に否定するのも気の毒だと思ってしまう。
コレリーが可愛がっているリサは「ディヴィッドが怖い」とコレリーに訴える。しかし、リサの正体は侵略者だった。
リサがディヴィッドに襲われたように装ってウソ泣きしたので激昂するコレリー。
後悔するコレリーだったがディヴィッドを警察へ引き渡すことにした。
ハリケーンがまたもや襲来し、コレリーとリサが教会の様子を見に行くとそこには謎の装置を操作している男たちがいた。驚くコレリー、パトカーを奪って逃亡したディヴィッドは教会に戻ってきた。
もう暴力沙汰はするまいと反省していたコレリーとしては、リサの言うとおり「聖職者のあなたが人殺しなんかできないわ」と鼻で笑われてしまい堂々と逃走を許してしまう。
教会に隠されたハリケーンを自在に操作する謎の装置。
漁船に偽装した侵略者たちの船が教会からリモートコントロールされてハリケーンを起こしていた。
「ディヴィッドの言ったことは本当だった」愕然とするコレリー。
侵略者たちがディヴィッドを撃とうとした拳銃を取り上げたコレリーは侵略者に銃口を向けた。
コレリーの勇気に期待したディヴィッドだったが・・・。
「あなたは神父でしょう?」とリサに指摘され躊躇するコレリー。
侵略者を撃てなかったコレリーが「私は普通の人間とは違う、聖職者なんだ」とディヴィッドに語るとディヴィッドも「わかっています」と理解を示す。
聖職者たる者、たとえ侵略者でもむやみに殺してはいけないというのはアリだと思うが、コレリー神父が拳銃を構えた姿があまりにもサマになっていたので、ディヴィッドならずとも「撃っちゃえ!」と期待してしまうのはむべなるかな、というところである。