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男性アクションtype-B(Home)|ジョセフ・カンパネラ(ジョセフ・キャンパネラ):Murder Once Removed

Murder Once Removed(殺しの診断書)

 

テレビムービー、1971年

Joseph Campanella

画像:テレビムービー『殺しの診断書』(1971年)
Wikipedia:
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0067455/

Summary

『殺しの診断書』は1971年に製作されたテレビムービーである。

出演:映画「ハリーの災難」テレビシリーズ「ダイナスティ」のJohn Forsythe(ジョン・フォーサイス)、テレビシリーズ「スパイ大作戦」「スペース1999」のBarbara Bain (バーバラ・ベーン)、映画「くちづけ」Wendell Burton (ウェンデル・バートン)、映画「ミスター・グッドバーを探して」のRichard Kiley(リチャード・カイリー)

開業医のロン・ウェズリー(ジョン・フォーサイス)と裕福な実業家のフランク(リチャード・カイリー)の妻リサ(バーバラ・ベーン)は浮気をしていた。フランクはウェズリーの患者だった。フランクは私立探偵を雇ってウェズリーの経歴を調査し、彼が以前、別の町の病院で偽装殺人をしたのではないかという疑いを抱いていた。ウェズリーをゴルフに誘ったフランクは「俺も君に殺されるんじゃないか?」とカマをかけてきた。彼は妻の浮気に気がついていたのだ。

リサとウェズリーとは幼馴染であるフィル・プロクター警部補(ジョセフ・カンパネラ)はベトナム帰還兵のフレッド(ウェンデル・バートン)を見かけると声をかけて相談に乗ってあげるような親切な男だった。フィルはウェズリーが担当している患者の容体が急変したためパトカーで彼を探して病院まで送って行く。

街中でフレッドを見かけると、パトカーから降りて様子をたずねるフィル。フレッドとしては迷惑気味なのだが、フィルのことは信頼しているらしい。

リサとウェズリーは真昼間から逢引するくらいの深い仲になっている。

フランクはウェズリーに「探偵を雇って君のことを調べさせている」と言う。過去の偽装殺人が表沙汰になれば身の破滅となる、ウェズリーはシラを切る。

フランクの追及に焦ったウェズリーは治療に通っていたフレッドにモルヒネを注射し意識朦朧の状態にしておき、あらかじめ採取しておいたフランクの血液をフレッドの上着にふりかけた。

診察台の上で休んでいたフランクを撲殺したウェズリーは、フレッドがモルヒネを自分で注射してフランクを殺害したようにみせかけ、フィルを利用してアリバイ工作を行うことにした。

自宅までわざわざ本を届けに来てくれたウェズリーに感謝するフィル、だがこれはアリバイ工作のためだった。

ウェズリーの病院の中でフランクが殺されたことに動揺するリサ。

看護婦の証言によりウェズリーのアリバイは証明された。フランクを撲殺した凶器にはフレッドの指紋が残っていた。フレッドを疑うフィル、彼をかばうフリをするウェズリー。

親身になっていたフレッドが薬物に手を出して人殺しまでしたことに愕然とするフィル。リサは「フレッドがフランクを殺すはずがない」と言う、そしてフレッドは「何も覚えていない」のだった。

完璧なアリバイ工作に成功したと思っていたウェズリーだったがそこへフィルから電話がかかってくる。

フィルは「フレッドの上着から検出された血痕はフランクの血液型と一致しなかったのでフランクの血液型は何かもう一度、調べてほしい」と言う。

驚いたウェズリーは証拠となる血液サンプルを処分しているところをリサに見られてしまう。

リサは「あの血液は誰のものなの?」とウェズリーに質問した。関係ないとウェズリーは答えたが、リサは「あなたがフランクを殺したの?」と怯えた目をして質問してきた。

観念したウェズリーは「僕がフランクを殺した」と告白したうえで証拠隠滅のためにリサを心臓まひに見せかけて殺そうとする。フィルはフレッドを連行して警察署まで行ってるはずだからしばらくは戻ってこない。

ウェズリーはリサに注射をするために左腕を出せと迫った。

すると、リサはフィルの名前を大声で呼んだ。

窓から踊り込んだフィルはウェズリーを逮捕した。フィルはフレッドを連行したと見せかけてウェズリーの家を張り込んでいたのだった。

真相を知ったリサを心臓まひに見せかけて殺そうとしたウェズリー。ウェズリーの態度がおかしいことに気がついたフィルは病院を張り込んでいた。リサの悲鳴を聞いたフィルは間一髪でリサを救い、ウェズリーを逮捕した。

フィルはウェズリーに「君のアリバイ工作は完璧だったよ」と告げた。フィルは血液型が一致していなかったとウェズリーにウソを告げたのだった。フィルはリサに協力を頼んでいた。

Joseph Campanella

最後の最後まで油断できないフィル警部補。

リサに裏切られたウェズリーは警察署へ連行されて行った。

ウェズリーがフランクを殺すように仕向けたのはリサだった。裕福な未亡人になったリサにフィルは関係を迫った。彼はすべてを見通していたのだった。

巨額の遺産を相続するリサ、すべては彼女の計画通りに進んだかと思われたのだが・・・。

お人よしのナイスガイかと思ったら、やっぱり曲者だったカンパネラ。ジョン・フォーサイス、バーバラー・ベーン、そしてカンパネラという芝居巧者が3人揃った見応えのある犯罪ドラマ。

★リージョンにはくれぐれもご注意ください★

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