“避妊・去勢手術”というのはワンコと暮らす人であれば誰でも1度は考える事だと思います。
花家でも花ちんを家族に迎え入れてから、何度も何度も話し合ってきた事でした。

まず、子供を産ませるかどうか...。
花ちんの子供も見てみたい気持ちもありましたが、
病院で『自然分娩出来るかどうかの境い目位の身体の大きさですね』と言われた事も気掛かりだし、
住宅事情や花家の生活スタイルから考えると多頭飼いは難しいだろう!と...。

では産ませる予定がないのであれば“避妊手術”を受けさせようか...。
1番良く行われてる手術とはいえ、100%安全という保障はありません。
手術するには“全身麻酔”を掛ける事になるし、そのまま目覚めない事も...
なんて話を聞くと正直恐かったし、健康な身体にメスに入れるのも...って思いもありました。

反面、手術によるメリットも考えました。最大のメリットは婦人科系の病気が防げるという事です。
そして花ちんの場合、ヒートとヒートの間が10ヶ月程空いていたりしました。
『そのコによってペースは違うから、ダラダラと何ヶ月も続いたり、
ヒートの周期がバラバラでなければ気にする事はない。』
...という事でしたが、ヒート中の花ちんのだるそうにしている姿は
見ている方もあまり気分の良いものではありませんでした。
そんな煩わしさからも解放してあげたいと思いました。

これから先、花ちんが婦人科系の病気になって、手術をしてなかった事を後悔するのは絶対に嫌なので
まだ健康で元気なうちに手術を受けさせておこうと思いました。
花パパも花ママも『花ちんには1日でも長く花家にいて欲しい』と思っているので...。

同じビーグル、同じ2002年生まれのコ達が近い時期に“避妊手術”を受けました。
みんな頑張って終えていたので、そのビーちゃん達にも背中を押して貰い
花ちんも頑張ってくれる事を信じて先生にお願いする事に決めました。

....ここに書いた事は花ママの考えです。これを皆さんに押し付ける気持ちは全くありません。
『手術は痛そうだし...』『健康な身体にメスを入れるなんて...』って気持ちも分かるつもりです。

皆さんがそれぞれのワンコの為に1番良いと思う方法を一生懸命考えてあげて欲しいと思います。

***2006年4月 花ママ***

2006年3月06日 月曜日

『市谷亀岡八幡宮』にて“アルバム守り”を戴いて来ました。
準備OKです!

 

2006年3月14日 火曜日

手術前の花ちんのお腹。修正あり(*^.^*)

2006年3月15日 水曜日

10:00少し前に病院に到着。

まずは血液検査。初めてのエリザベスカラーを付けられテンパる花ちん。
結果は特に問題はないけれど、お水を控えていたので少々ドロドロ血気味。
でも水分を体内に入れれば大丈夫らしく、十分手術に耐えられるそう。

そして先生から詳しい説明。
『傷口がちゃんとふさがるまで約1週間のお預かりです。』
『えっ?!』正直びっくりでした。
入院は1〜2日位だと...周りもそうだったし...。
マンション型のケージが苦手な花ちんが1週間も耐えられるだろうか?
でも先生を信頼してお願いするしかない!
出来るだけ笑顔で花ちんを先生に預け、花パパと病院を出ました。
その瞬間『あぉ〜ん!!!』と花ちんの声。耐えきれず、泣いてしまいました。
家にいても落ち着かないので横浜方面へお出掛け。

夜になって病院からTEL。
急患のコの手術が長引いてしまい、花ちんの手術は明日になるらしい。
花ちんの様子を聞いたら『最初は少し吠えてましたけど、落ち着いたら寝てましたよ。』
...との事。少しだけホッとした。手術は明日の午後になるそう。

2006年3月16日 木曜日

14:13 病院からTEL。 『今から始めます』との事。 頑張れ花ちん♪

16:57 病院からTEL。 『無事に終了しました。』との事。
『麻酔ももう醒めて元気にしてます。』らしい。
花ちんらしいというかなんというか...。

『引き続き傷の手当てをしていくので退院は来週末辺りですね。
面会は明後日の土曜日なら大丈夫ですよ〜』と先生。
土曜日が待ち遠しい♪
花ちんに会ったらいっぱいいっぱい“イイコ!イイコ!”してあげよう!
出張で会いに行けない花パパの分まで...。

ふぅ〜本当にホッとした。
花パパと応援メールを送ってくれたみんなに“無事終了”をメールで報告。
みんなありがとう♪

朝からコーヒー1杯しか飲んでなかった花ママはホッとした途端に
と〜ってもお腹が空いてる事に気付き、トースト2枚を一気喰いしてしまいました。

頑張ったね!花ちん♪

2006年3月18日 土曜日

午前中、花ちんに面会に行った。
もの凄〜く凹んだ顔してるんだろうなぁ〜
“うらめしや〜”的な顔で花ママの事、見るんだろうなぁ〜と、思っていたのだけど
先生に抱っこされて奥から出てきた花ちんは
エリザベスカラーを付けているけれど思っていたより表情は元気そうだった。

床に降ろされてパタパタと歩き回ろうとしたので
カラーを持って押さえようとしたら案外、力強かった。ちょっと安心。

お腹が毛を剃られて消毒液で黄色っぽく変色しているので結構グロかった。
でもそういう顔をしてしまうと花ちんが気にする(←こういうところは結構繊細な花ちん)
なるべく普通にしてました。

先生が『今日の分の注射しちゃおうね〜』と近付いてきたら
『うぉ〜ん』rと威嚇する花ちん。
『分かった、分かった、怒るなよ〜』と先生に言われつつも
イーッと歯を見せる。元気そうじゃないか〜。

でもしゃがんでいる花ママの膝に一生懸命に乗ろうとする花ちん。
これは花ちんの“さみしいよぉ〜”の合図。
分離不安気味になっているのかも?

今日、仕事で来られなかった花パパに報告する為の写真を顔を中心に何枚か撮り
花ちんに気付かれない様に傷口もパチリ!

30分位いて帰る事に。
先生に『お願いします。』と預けたら
『あれっ?私も一緒に帰るんじゃないのぉ〜???』って顔。
心を鬼にして病院を出た花ママに聞こえてきた『あぉ〜ん!!!』の声。
ちょっぴり切なかった。
“1週間の辛抱だ!我慢してくれ!!花ちん”

あんまり頻繁に会いに行かない方が良いのかな?

2006年3月20日 月曜日

いつもより早く帰って来れた花パパが花ちんと初面会。

奥から出てきた花ちんは鼻が乾いていたらしい。
って事は爆睡してたって事ね。

家に帰って来た花パパは『目を見てくれなかった...。』と凹み気味。
でも“花パパLOVE”の花ちんはとっても嬉しかったはず♪

先生に『花ちゃんはビーグルらしくないですね。全然吠えないし 聞き分けは良いし...』
って言われたらしい。先生の中のビーグルのイメージっていったい...???

2006年3月22日 水曜日

今日は花ママが面会に。
元気度は更にパワーアップしてました。

様子を聞くと... 『花ちゃんはとってもマイペースに過ごしてます。』との事。

前にトリミング屋さんに預けた時、マンション型のケージの中で吠え続け
『お預かりは難しい』と言われた事を話したら
『うちでは全然でしたよ。花ちゃんの下に吠えるコがいたけど、気にしないで寝てたし...
マイペースなコだから自分のペースが崩されるのが嫌なのかも?』という事でした。

『...退院は?』と恐る恐る聞いたら
『明日で1週間なので午前中に抜糸します。
まず1つおきにを取っていって、くっついていれば全部取って、午後には退院出来ます。
もしまだくっついていなくても2〜3日あればつくと思うので、週末には帰れますよ。
今、見る限りきれいについてると思います。』
ホッと一安心の花ママでした。

明日のお昼頃、TELして確認する事になりました。

2006年3月23日 木曜日

お昼過ぎ、病院にTELした花パパからメール、“退院決定!”

夕方、花パパと一緒にお迎えに行くと...
エリザベスカラーをあちこちにぶつけながらパタパタ花ちん登場♪

先生に『太らない様に気を付けてあげて下さいね!』
と言われ、お礼を言って 病院を後に...。

エリザベスカラーをガサガサと引きずりながら帰りました。
匂い嗅ぎも忘れてません。たまにつまずいたりもしてます。
でもしっぽもピンと立てて軽快に歩いてました。

家に着いて、少し落ち着かなそうにしてたけど
グリニーズをあげたらエリザベスカラーを器用に使って食べて
大イビキで白目で寝始めました。

お帰り、花ちん♪

手術代+入院費(3/15〜23)=56,700円

2006年3月24日 金曜日

エリザベスカラーが邪魔して大好きな毛布が被れないと訴えています。
笑いを取る事は忘れていませんでした。

2006年3月25日 土曜日

今日の傷口の様子。
傷口はあんまり気にしていない様なのでエリザベスカラーを外してあげました。

2006年3月29日 水曜日

花パパがお散歩しながらエリザベスカラー返して来るね〜と、花ちんと病院へ。

傷の具合も見てもらったら『もう大丈夫!』との事。
かさぶたが取れたらシャンプーもOK!らしい。
良かった!良かった!!

もうひとつの心配事。“病院嫌いになっていないか...。”
大丈夫でした♪
先生の姿を目で追って診察室まで入って行く勢いだったと。
良かった!良かった!!

2006年4月08日 土曜日

傷口もこんなにきれいになりました。

2006年4月10日 月曜日

みなさん、応援ありがとうございました。